どうも! イレーネです!
本日はクレタ島のクノッソス宮殿を彩っていたフレスコ画の傑作
クレタのパリジェンヌ
をご紹介します!
紀元前15世紀から時を超えて、今も私たちに優美な横顔の美女、
一体どんなフレスコ画なんでしょう?
クノッソス宮殿の華やかなフレスコ画たち!
ということで、本日は
クレタのパリジェンヌ
です。
この古代ミノア期の傑作フレスコ画は、
クレタ島に残るクノッソス宮殿の壁に描かれていたものです。
クレタ文明を代表する大遺跡・クノッソス宮殿
実は見事なフレスコ画で彩られていた美術品のような宮殿でした。
有名な牛の壁画なども、みなさんご存知だと思います!
そのほか、先にこのブログでもご紹介した
百合の王子
も、その傑作の一つ!
これほどの華やかなフレスコ画に囲まれた宮殿に住んでいた人たちは、一体どんな人たちだったんでしょうね・・・
クレタ文明は今でも解明されていない部分もあってミステリアスなところがまだ残されていますが、
こういう見事なフレスコ画たちを眺めていると、想像が膨らみます!
ミステリアスな「クレタのパリジェンヌ」
さて、そんな見事なフレスコ画たちに彩られていたクノッソス宮殿。
そのフレスコ画の中でも、ひときわ優美でミステリアスな横顔を見せているのが、
クノッソス宮殿のフレスコ画の華
「クレタのパリジェンヌ」
この優美な大きな瞳、印象的な赤いリップ。
衣装も独特で、背中に大きな結び目が付いているのがおしゃれ。
この特徴的な衣装から、おそらくこの女性は巫女か、あるいは女神を描いているのではないかと考えられています。
発掘時に、その華やかな美しさから、まるでパリジェンヌのようだ、ということで、
「パリジェンヌ」の愛称で呼ばれるようになったそうです。
赤い唇の彩色も見事に残って、これが紀元前1400年ごろに描かれたフレスコ画だなんて信じられないですよね。
現在はクレタ島のイラクリオンにある考古学博物館に納められています。
クレタ島を訪れる時があったら、ぜひ一度、実物のパリジェンヌに会いに行ってみてください。
ただこのフレスコ画、実はとても小さくて、高さが25センチくらいしかないのです。
うっかりしてると、見過ごしてしまいそう。
あれ?今のひょっとして、パリジェンヌじゃない?って二度見しちゃうくらい小さい。
くれぐれも気をつけて、探してあげてくださいね!
「クレタのパリジェンヌ」落書き
さて、そんな魅惑的な姿を今も見せてくれている
「クレタのパリジェンヌ」
今日もprocreateで遊んでみました。
じーっとオリジナルを見ていると、かなり彩色が残っていて、
髪の毛のカーリーヘアの線描とかも、くっきり。
今見ても、この女性の優美な横顔は、いくら見ても見飽きないですね。
よくぞこれだけの長い年月を経て、残ってくれたなあ、としみじみと感動。
ただ、退色は仕方ないので、往年はどれほど鮮やかな色だったんだろうなあ〜見たかったなあ〜
と、想像を巡らせながら、せっせと落書きしました。
魅惑の「クレタのパリジェンヌ」
ということで本日は、
クレタ島のクノッソス宮殿を彩っていたフレスコ画の傑作
クレタのパリジェンヌ
をご紹介しました!
紀元前15世紀に描かれた、優美な横顔の美女、
今でもその姿はミステリアスな魅力を放っています!
次にクレタ島に行く機会があれば、イラクリオンの博物館に会いに行ってみてくださいね!
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