こんにちは、イレーネです。
本日は8月15日。
今年2019年で、
74回目の終戦の日
となります。
普段は平和な日本で戦争の事もよく分からずに暮らしている私ですが、今日は平和への願いを込めて祈りたいと思います。
映画『この世界の片隅に』を観よう
今は日本は戦争とは無縁で、私たちは毎日平和に暮らしていますよね。
でも、74年前には、戦争していたんだ・・・
今の80代以上のお年寄りは元気な方が多いけど、そうか、この世代の人たちは、過酷な戦争を経験しているんだ・・・
って、なんだか信じられない。
信じられないけど、本当にあった事らしい・・・
戦争末期の広島を舞台にした映画
『この世界の片隅に』
をみて、普通の人たちが知らず知らずに戦争に巻き込まれていってしまう恐ろしさを知り・・・
こんなふうに、戦争に巻き込まれるのは、絶対、嫌だ。
と、平和への思いが強くなりました。
今日、終戦の日には、この映画を見直して過ごそうと思っています。
もう、あちこちのすずさんが悲しい思いをしなくてすむ世界になりますように・・・
*Amazonプライム会員なら、追加課金なしで見れます!これで多くの人にみてもらえますね!
そして、正直DVDで買ってしまおうかとも思っている。それくらい、なんども見直したい作品。
*AbemaTVでは無料放送もあるらしいです!
「この世界の片隅に」終戦記念日の本日8月15日、AbemaTVで無料放送https://t.co/LTKrzJVfdx
#この世界の片隅に #片渕須直 #のん pic.twitter.com/S3xrzNcGBf
— 映画ナタリー (@eiga_natalie) August 15, 2019
この映画を観て衝撃を受けて、原作のマンガも買って読みました。
原作の方が、もちろん詳しく描かれているので、より戦争の怖さがじわじわと伝わってくる・・・
このマンガも、全国民必読の書です!!
広島で何があったのかを知ってるだけに、読み進めるのはつらいけど・・・
このマンガも、終戦の日には読み返してみたい作品です。
映画でもマンガでも、純真なすずさんの運命に、涙せずにはいられません。
もう、こんな過ちを繰り返すことが二度とありませんように・・・
本日8月15日、74回目の終戦の日を迎えました。
この世界のあちこちで灯るたくさんの人々の笑顔。そしてかけがえのない暮らしを想い、深く平和を祈ります。#この世界の片隅に#いくつもの片隅に pic.twitter.com/LtsMDTODoa— 映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』&映画『この世界の片隅に』公式 (@konosekai_movie) August 15, 2019
ミゾイキクコさんのツイートに身がつまされる
そして、普段からツイッターでフォローさせていただいている、
85歳のITおばあちゃん、ミゾイキクコさん
自分も将来、こんなふうに歳を重ねたいと尊敬しております。
戦争を体験された世代でもあるミゾイさんは、普段から戦争に関するツイートもされていますが、今日終戦の日には実際にご自身で体験されたその日のお話。
何と言っても、実際に体験された方のお話は重みが違います。
昭和20年8月15日。私は国民学校初等科の5年生今の小学5年生でした。夏休み中でしたが勤労奉仕の畑の草むしりでした。晴れた暑い日でしたが今に比べれば気温は低かったのかもしれません。炎天下の草むしりを子供がしたのですから。正午に玉音放送があるからと勤労奉仕は早めに終わりにされました。
— ミゾイキクコ (@kikutomatu) August 15, 2019
家にか帰り玉音放送を聞くようにと家に帰されました。家には近所の人も来てみあで玉音放送を聞きました。昭和天皇の声を初めて聞きました。内容はよく判りませんでした。難しい文章でした。記憶していることばは、耐え難きを耐え忍び難きを忍びだけです。 https://t.co/DpqLbdacb6
— ミゾイキクコ (@kikutomatu) August 15, 2019
敗戦の詔勅 https://t.co/GLKosuRzU3
— ミゾイキクコ (@kikutomatu) August 15, 2019
昭和天皇の8月15日のラジオ放送、当時の日本国民の民度からして理解できたひとの方が少なかったと思う。おまけによくラジオの音が聞けなかったという声も聞きます。
— ミゾイキクコ (@kikutomatu) August 15, 2019
74年前、ってすごい昔だけど、まだ体験された人たちがいるくらい、そう遠くない昔でもある。
でも、忘れずにいなくてはいけませんね。
ミゾイさんのお言葉、記憶しておきたいです。今日は特に注意してツイートに耳を傾けたいと思います。
古代ギリシャ喜劇の「平和3部作」も読もう!
そしてこの終戦の日に、多くの方にオススメしたいのが、
古代ギリシャの喜劇詩人アリストパネスが書いた「平和3部作」
古代アテナイは、長引くペロポネソス戦争で疲弊して、衰退していきました。
2500年くらいの昔の話。
その時、長く戦争に巻き込まれた市民たちは、本当は戦争なんか、嫌だったんです。
早く戦争なんてやめて、安心して家族で暮らして、農業や商売にせいを出して豊かに暮らしたかったんです。
そんなに昔から、市民たちの平和の願いは変わらないのに、つい74年前まで日本は戦争をしていた。
そして今でも人間たちはどこかで戦争してる。
もう21世紀ですから、そろそろ人間たちは学ばなくてはいけませんよね!
どうぞこの終戦の日、2500年前の平和への願いを読んでみていただければ嬉しいです!
3部さくのそれぞれの作品については、以下の過去記事で詳しく解説していますので、ぜひどうぞ!
アリストパネスの原作を読んでみたい方は、こちらの文庫版があります!
まだ読んだことがない方は、ぜひ一度読んでみていただけると嬉しいです!
「平和」の素晴らしさを実感
ということで本日は、8月15日。
今年2019年で、
74回目の終戦の日
となりますので、改めて
平和について考えてみるきっかけとなる映画
戦争を体験された人のお話
そして
古代ギリシャの時代に書かれた、平和を求める市民たちが主人公の喜劇
をご紹介しました。
改めて思えば、日本もつい74年前には悲惨な戦争に巻き込まれていたんですよね。
もう二度とそんな日に後戻りすることがないように、改めてこの日に平和がどれだけありがたいものか、しっかり噛み締めて過ごしたいと思います。
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