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ギリシャ神話

「スーパーブルーブラッドムーン」と月の女神セレーネー!

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これだけテクノロジーの進んだ現代でも、

夜空に浮かぶ神秘的な月は私たちの心を惹きつけてやまないですよね!

特にそんな月が普段と違う様子を見せてくれるのなら、なおさらです!

今夜観測されたのは、月がすっかり隠れてしまう

皆既月食!!

そして今夜の月は、

「スーパーブルーブラッドムーン」!!

というすごい名前でも呼ばれるのだとか!

ギリシャ神話では月は女神セレーネーだと考えられていましたが、

こんなすごい名前をもらったら、セレーネー女神もタジタジかも?!

「スーパーブルーブラッドムーン」って3回言ってみな?

いや〜、感動しました!

2018年1月31日の夜、3年ぶりに観測された皆既月食!!

ゆーっくりと、月に地球の影が重なっていって、月が真っ赤に染まって行く姿は、宇宙の神秘を感じさせる光景でしたね〜!!

特に、今回の月は、地球から見て月が大きく見える

「スーパームーン」だけじゃなくて、

月が真っ赤に染まって見える「ブラッドムーン」重なっている、ってことで、

ついた名前がすごい!

「スーパーブルーブラッドムーン」!!

こ、これ、間違えずに3回言える?

自分は言えないぞ!!

え〜っと、スーパーブラッド・・・じゃない、スーパーブルームーン・・・でもない、スーパームーンブラッド・・・

え〜?!

ってことで、この名前が

なんかの必殺技かよ?!

と話題にもなってます。

そりゃー、ほとんの方が、この名前を初めて聞きますからね!

なんでも、

「スーパームーン」 月が大きく見える
「ブルームーン」  ひと月の間の2回目の満月
「ブラッドムーン」  赤く見える月

が全部一緒におきて

「スーパーブルーブラッドムーン」!!

になった、という大変貴重な天文ショーらしいです!!

そう言えば、2018年年明けてすぐに「スーパームーンだ!!」って話題になってましたもんね〜

今月は31日まであるから、2度目の満月もやってきた!

真っ赤な月「ブラッドムーン」!!

それにしても今宵の月で印象的だったのは、

その真っ赤な色・・・

まさに「ブラッドムーン」(赤い月)!!

何も知らずに空を見上げて月がこうなっていたら、かなりびっくりしただろうな!

自分のカメラではキレイな映像は取れなかったけど、

twitterで続々と、アップされてくる写真を見てるとその怪しい美しさに時間を忘れます!

 

うわ〜、みなさん、写真がお上手ですね!

怪しい赤い月・・・

何やら不思議な魔力でも持ってるような・・・

月はギリシャ神話では女神セレーネーですよ!

こうして、思わず息を飲むほどに

真っ赤に煌々と輝いている月・・・

なんだか幻想的ですよね!

こんなふうに赤々と輝く月を見ていると、やっぱり月は女神じゃないかと・・・

そうなのです、月はギリシャ神話では

女神セレーネー

なのですよ!

*女神セレーネーについては以前に記事をアップしてますので、詳しくはそちらをご覧くださいね!

月の女神セレーネーとスーパームーン!

で、この時にも思ったんですが、ギリシャ神話の考え方だと、

月は女性の女神セレーネー

になるのね、と。

これは各地の神話によって性別が変わったりして、日本だと太陽は女性の天照大神なのですが、

ギリシャ神話の場合だと女性の女神ということになっています。

太陽神ヘーリオスは男性

月は女神セレーネー

性別は反対だけど、この太陽と月は親子だったりします。結びつきは強いんですよね。

こういうふうに、自然界のものを見て、男女で分ける、ってどういう基準で決まっているのかイマイチわからないところもあるんですが、

今宵のような真っ赤な月を見ると、やっぱり女性として連想されるんだろうなあ〜と思いますよ。

月はもともと、女性の生理周期と関係があるし、赤は血を連想させるしね。

な〜んて考えてると、神々しい月も、妙に生々しく感じてしまうのですが、

古代ギリシャの人たちにとっては自然界のものも単に無機質なものというよりは、もっと有機物に近い感覚があったんでしょうね。

古代ギリシャの月食観測!

さて、古代ギリシャの時代、天文学は大変に進歩していて、

古代ギリシャの初期の哲学者たちは、天文学者でもあり、日食とか月食とかもきちんと把握していたらしいですよ!

最初の哲学者と言われる

タレース

ですが、

日食を正確に予言した

という逸話が残っています!

*ヘロドトスの『歴史』第1巻74にそのエピソードが載っていますよ!気になる方はチェックしてね!

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それでも、古代ギリシャでは太陽や月を神格化して特別に考えていたので、

哲学者アナクサゴラス

の場合には、

「太陽は燃える石である」

って言ったら、不敬罪で訴えらえちゃった、っていうのは有名な話。

でもそれくらい、古代ギリシャの時代ですでに天文学の知識は相当持っていたということなんですよね。

天文学者アリスタルコス

に至っては、かのコペルニクスより二千年も先に

「太陽を中心にして地球が回っている」、という

「地動説」

を唱えたんですよね!

ほんと、古代ギリシャの科学はすごい!

こういう科学と、「月は女神セレーネーである」っていう考え方が、同居していたのが古代ギリシャの不思議なところだよな〜、と思います。

こういう古代ギリシャの天体観測の歴史なんかも思いつつ、今宵のような皆既月食を見ていると、

「宇宙の神秘」プラス「壮大な歴史ロマン」

と、二つお得に楽しむことができますよ〜お試しあれ!

アリスタルコスの『太陽と月の距離と大きさについて』の写本(10世紀頃)

月は女神、太陽は石・・・

というわけで本日は、滅多に見ることができない天体ショー

「スーパーブルーブラッドムーン」!!

にちなんで、

ギリシャ神話の月の女神セレーネーと、

紀元前の時代に日食・月食を観測して、「地動説」まで突き止めていた、古代ギリシャの哲学者たちのお話でした!

私たちが普段何気なく見上げている月にも、古代ギリシャの時代からの神話と、科学の歴史が反映されているんですよねえ〜

みなさんもぜひ、次に月を見上げる時には、そんなところにもぜひ思いを馳せて見てくださいね!!



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