どうも! イレーネです。
今ハマっているマンガ
「ゴールデンカムイ」
最新11巻の電子書籍版が9月19日に発売になりましたよ!
いよいよ盛り上がる、明治の北海道ウエスタン冒険活劇!!
濃い〜キャラの登場人物たちが入り乱れて、ますます今後の展開が気になる!
というわけで、気になるポイントを6つにまとめてみました!
一ヶ月遅れて電子書籍版発売!!
あ〜、やっと読むことができましたよ!
大好きなマンガ
「ゴールデンカムイ」
最新第11巻!!
本当は、紙の印刷版はとっくに発売になっているんですけど、
辛抱強く1ヶ月待ちましたよ!
どうして電子版の発売はこんなに遅いの???
って文句はさんざんこちらの過去記事で書いたから今回はスルー。
ってわけで、今回やっと読めたんですけど、
またまたおかしな囚人たちが登場して、ますます「刺青人皮」探しは佳境に入ってまいりました!
こんなに変な人たちばっかり思いつくって、作者の野田サトルさんも相当?!
って思うくらい、変な人たちばかりですよ!
良い子には読ませたくないんだけど。
できれば。
でも今度アニメ化されますから。
テレビ放送されますから。
大丈夫??! こんな変態ばかりで?!
ってところは気になるけど、でもとっても面白い!
というわけで、今後の展開も含めてまたまたいろいろ気になってきたので、
その気になるポイントをまとめてみたよ!
気になるポイント1:鯉登少尉の壊れっぷりがヒドイ
さて、やっぱり最初に気になるのは、
前巻の第10巻で新しく登場してきた、
第7師団27連隊に所属する、
鶴見中尉のお気に入りの薩摩隼人
鯉登(コイト)少尉!!
薩摩の伝統剣術・示現流の使い手で、相当手強い相手が登場だ!!
・・・と思ってたんだけど、
この第11巻でも登場してきて、どうやらこのキャラ、
相当のアホ!
ヒドイわ、ホント。
戦争で頭をやられて帰ってきたのね・・・
「不死身の杉元」の強敵になるかと思いきや、これを相手に杉元がかすり傷でもつけられた日にはがっかりですわ!
「キエ〜〜〜イ」
という「猿叫」(えんきょう)と呼ばれる叫び声を無駄に出している奇人です。
「猿叫」(えんきょう)っていうのは、薩摩の伝統剣術・示現流のものらしいんですけど・・・
いずれ、杉元と戦う日もくるんでしょうけど、なんだか・・・
コイツにだけは負けないでくれ!
敵キャラとしてイヤだ〜
というわけで、鯉登(コイト)少尉がまず気になるポイントにランクイン!
気になるポイント2:谷垣の体格が別人ですけど・・・
え〜っと、次に気になるポイントとしてはですねえ〜
元第7師団の秋田のマタギ
谷垣源一郎 こと 谷垣ニシパ(だんな)
ですけどね!
なんか・・・この11巻になってみると・・・
こんなにガチムチだったっけ?!
シャツのボタンが飛びそうなんですけど・・・?!
おいおい、キャラが変わってきてるよ、
ラグビー選手じゃないんだから!
これじゃあ、第5巻の表紙の頃の谷垣と、別人になっちゃう!
第5巻での尾形と谷垣の死闘は、このシリーズの中でも名場面だったのにな!
第11巻になって、だんだん体格がよくなってきちゃった、ってことかなー?
マッチョになるために筋トレでもしてるの???
っていうわけで、この「新生ガチムチ谷垣」がどこまでいくのか、
今後がと〜〜っても、気になる!
気になるポイント3:日本版ボニー&クライド!
ということで、気になるポイント3つ目なんですけど、
明治期に北海道に実在したという
「蝮のお銀」 と 「稲妻強盗こと坂本慶一郎」
っていうのが、この第11巻に出てきます。
実在って、本当にこんな人たちがいたの??
って気になってググってみると・・・
えっ、本当にいたみたい!!!
坂本慶次郎 (wikipediaより)
坂本慶次郎(さかもと けいじろう、慶応2年(1866年) 明治33年2月17日(1900年2月17日))は、明治時代の日本の強盗常習犯。坂本啓次郎とも。 足が驚くほど速く、1日に48里も逃げのびた、またその犯行の行動範囲の広さから「稲妻小僧」「稲妻強盗」という異名を持つ。
幾度かの犯罪の後、逮捕。出獄後も犯行を重ねたため、再逮捕後の明治21年に無期徒刑の判決を受けて北海道の樺戸集治監へ押送された。しかし数度の脱獄を企て、明治28年9月に外役中に逃走。関東に舞い戻り、傷害や強盗、強姦を重ねつつ、奪った金で遊郭で豪遊するなどしていた。この間、伊藤博文の落胤を自称するなどしていた。明治32年(1899年)2月14日に、埼玉県北葛飾郡幸手町にて逮捕。同年10月6日に水戸裁判所似て死刑宣告、明治33年(1900年)2月17日、市ヶ谷監獄支署にて絞首刑に処された。 警察が把握している被害件数は45件、奪った金は700円余り。 死者3人、重傷者13人。
本当に、足が速い強盗がいたんですね〜
ひえ〜、明治期の日本って、ワイルド〜!!
しかも、マンガと同じく、本当に北海道の樺戸集治監に収監されていたことがあるなんてね!
そしてこの「稲妻強盗こと坂本慶一郎」の女性のパートナーとして、
「蝮のお銀」 が登場するんですが、残念ながらこちらの人はググっても出てきませんでした。
でも、この「ゴールデンカムイ」の作者の野田サトルさんは、相当いろいろ取材してからマンガを書いてますので、
きっとこちらもいたんだろうなあ〜。
あ〜、実際に見てみたかった。ちょっとコワイけど。
そして、この明治のカップル強盗が、まるで
「ボニー&クライド」みたい、ってことなんですね!
わ〜
「俺たちに明日はない」
ですよ、コレ!
言わずと知れた、ウォーレン・ベイティ, フェイ・ダナウェイ, ジーン・ハックマン出演の名作映画。
これも信じられないことに、実話に基づいているんですよね!
1930年代のアメリカを騒がせた、カップルの強盗犯。
こんな話が明治期の日本にもあったとはね!
っていう驚きで、これも気になるポイント決定です!
気になるポイント4:尾形の過去!
そして、今回の第11巻で初めて明かされたのが、
天才スナイパー・尾形百之助の過去!!
2キロ先の標的も撃ち抜くという、超人的スナイパーで、お気に入りのキャラクターです!
前髪をかきあげる仕草がトレードマーク。
この11巻でも安定のかきあげを披露!
・・・だけど、いい加減前髪切れば?! 一応軍人なんだから?!
そんな尾形ですが、これまでも、実は軍のお偉いさんがお父さんらしい、という話は出てたけど、
まさかそんな過去があったとはね。
尾形百之助のお父さんは、第7師団長だった花沢中将
という、かなりのお偉いさんだったことが明かされました。
しかも、尾形百之助は本妻の子じゃなくて、浅草の芸者の子ということで、
本妻の間に子供が出来てからは父親に疎遠にされて育った、という
なんとも暗い過去が!!
だ〜から尾形百之助はひねくれちゃったんだね!
そんな真っ黒な過去がある尾形百之助、これは第7師団ともタダでは済まない!
これからさらに、血みどろの死闘が待っているかも・・・
でも一つはっきりしたのは、尾形は絶対第7師団には戻らない、ってこと。
ということは、これからはずっと杉元たちと一緒に行動してくれるのかな?
でも、このマンガは本当〜〜に先読みがしづらいので、まだまだこれからどうなるのか? 気になるところです。
というわけで、今回明かされた尾形百之助の過去も気になるポイントにランクイン!
気になるポイント5:鶴見中尉の機関銃!
そして、今回第11巻からついに実戦に登場したのが、
鶴見中尉の新兵器・機関銃だ!
杉元たちの従軍した日露戦争当時にも、機関銃は導入されていたらしいけど、
それは数人がかりでやっと操作できるような、機動性の低いもの。
今回鶴見中尉の手にしたのは、いわゆる軽機関銃という、一人でも操作できる進歩した機関銃。
軽機関銃が本格的に実戦に取り入れられるようになったのが、第1次大戦当時だそうですから、
明治のこの頃には一般的ではないはずなんだけど、鶴見中尉は一足早くその威力を手にしてしまったんですね〜
こんな頭のおかしい中尉が、こんな大量殺戮可能の機関銃を持っちゃったら、大変!
なんといっても、前頭葉が吹っ飛んでいますからな〜
というわけで、今後の杉元たちの戦いが、圧倒的に不利になりそうな新兵器の登場で、
これからの戦いがどうなるのか? さらに気になってきました!
超人的な身体能力を誇る杉元たちでも、さすがに機関銃相手ではどうにもできない・・・はず!
ということで、これからの杉元たちが気になる鶴見中尉の機関銃が、気になるポイントにランクイン!
気になるポイント6:杉元は梅ちゃんがまだ好きなの?
そして最後には、この第11巻で久しぶりに出てきた、
杉元が金塊を探している本当の理由!
それは、おさななじみの好きな人・梅ちゃんに、アメリカで目の手術を受けさせてやりたいから、
そのための費用を手に入れたい、っていうことだったんですけど、
このところその話も全然出てきてなかったから、
もう忘れたの?
ってくらいに思ってたんですけど。
でもそれくらい、杉元が梅ちゃんを回想するシーンもなくなってきてたから、
今後はさらに気持ちは離れていくのかな〜とも思いますが。
しかも!
その杉元の好きな人の話を聞いて、ショックを受けたアシリパさんが、鶴になっちゃったよ!
そろそろアシリパさんも成長して、杉元の相手にふさわしいくらいに大人になるのかな?
とも思うのですが、どーも最近アシリパさんの絵がさらに子供っぽくなってきたので、
まだまだ当分ないかなー・・・
でも当然! 自分はアシリパさんの恋を応援しますよ〜!
そのうち、二人で表紙を飾れるといいね!
早く12巻が読みたいなあ〜!
というわけで、楽しみにしていた11巻をついに読んだわけですが!!
あ〜、やっぱり、面白かった!!
予想外のキャラクターもどんどん出てきて、
これから一体どういう展開になるのか、先が読めなくて気になる!!
これだけの数のキャラクターを操って、一つの物語を作り上げることができる、
作者の野田サトルさんは天才だ!
これからも一体どうなるのか、次の12巻を楽しみにして、待ちたいと思います!
「ゴールデンカムイ」の連載は現在も継続中なので、これは単行本も、30巻くらいはいきそうだな!
まだまだ、この「ゴールデンカムイ」の世界を楽しむことができそうです!
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