お盆休み、いかがお過ごしですか?
ギリシャが恋しい暑い日が続きますが、そんな中、
テレビでギリシャを舞台にした番組が放送されるようです。
「ニッポンの技で世界を修理 世界!職人ワゴン【感動…ギリシャで大修理SP】」
明日8月14日(月)、テレビ地上波放送です!
ギリシャで修理する番組らしいよ〜
ふとテレビ欄を見ていて気がついた、
明日夜放送される番組
「ニッポンの技で世界を修理 世界!職人ワゴン【感動…ギリシャで大修理SP】」
2017年8月14日(月) 18時55分~21時54分 テレビ東京系放送
って、かなりの時間枠を使ったスペシャル番組!
(公式ウェブサイトよりスクリーンショット)
へえ〜、こんな番組があったんだ!
番組の説明によると、
「ニッポンの優れた技術を世界へ!」をテーマに第1弾が3月に放送され、好評を博した職人ワゴン。
第2弾の今回、日本の職人たちが向かった先はヨーロッパ・ギリシャ。
数々の観光資源を見ながら財政破たんに悩むこの国の現状を目の当たりにし、訪れた町々で「壊れたモノ」を「ニッポンの技」で直していきます!
ってことで、なんでもギリシャで壊れてるものを直してくれるらしい。
まあ確かに、ギリシャって壊れてるものたくさんあるからね!
日本みたいに、ちょっと壊れたからってすぐに修理してもらえるなんて、ホント無いから!!
というより、世界の中でも日本ほどすぐ修理してもらえる国なんてほとんど無いから・・・
欧米諸国だって、トイレ壊れたって、修理に来るのが1週間後とかザラだから!
とはいえ、今財政難のギリシャでは、壊れ具合もハンパ無い。
まあ、ありがたく、直してもらいましょ!
(*この記事は 2017年8月13日時点のものです。現在放送は終了しています。)
かなりマイナーな場所に行くみたい
「ニッポンの技で世界を修理 世界!職人ワゴン【感動…ギリシャで大修理SP】」
のウェブサイトで詳しい情報を見てみると、
今回のロケ地は、ギリシャの中でもあまり日本の観光客が行かないような、
マイナーなところを選んだみたい。
自分も行ったことが無いところが多いから、そういう意味で興味津々。
◆ワインと桃の名産地・ナウサで老朽化著しい老人ホームを改修◆
街の有志で設立されたものの、30年にわたり見捨てられてきた古い老人ホーム。
現在も31人が暮らしているが、押しづらい壊れた電気のスイッチに急こう配の入り口のスロープ、
ギリシャで一般的な雨戸も建て付けが悪く、入居者の老人たちの力では開閉困難。
お年寄りが住みやすい快適な老人ホームへの第一歩がここに始まる!◆港町・コルフォス村にあるボロボロの児童館を世代を超えた交流の場へ◆
少子化により廃校となった小学校の校舎を利用した児童館は、外観も内観も子供達が安全に楽しく遊ぶ場所と呼ぶには程遠いボロボロ状態。
地元のボランティアが子供達のみならず、地域住民の新たな憩いの場とするべく立ち上がるも、
素人の集まりの為何から手をつければ良いのかお手上げの状態だ。
そこで、職人達は落書きだらけの内壁を修復し、入口の階段には灯りを設置。
また、図書室の扉を日本ならではの障子に替え、誰もが本を手に取りやすい本棚を新たに設置することに。◆スパルタ教育発祥の地で市民の憩いの場のシンボルである噴水を修復◆
夕方になると多い時で200人もの人が集まるという住宅街にある広場。
この広場の中心には噴水があるが、数年前からの緊縮財政のあおりを受け壊れたまま放置されている。
そこで、リペア、左官、家電修理の職人達がそれぞれの得意分野を活かし、協力してこの噴水をよみがえらせることに。果
たしてこの噴水はもう一度人々の心を癒やすべく生まれ変わることはできるのか!?
って、ことで、これ全部行ったことある人は少ないと思う。
まず1箇所目の「ナウサ」は、
キクラデス諸島の一つ、パロス島にある町。
パロス島は、面積は165キロ㎡という、なんともかわいらしい島。
古くから、ワインの産地として有名です。
他のキクラデス諸島の島々と同じく、夏には美しいビーチを求めるバカンス客が訪れる観光地。
町をあるけば、こんなギリシャらしい、かわいらしい風景に出会えるって!!
By:Juni from nl
いいなあ〜
ここで、老人ホームの修理ですか。
老人ホームなんて、普段旅行に行ったって、絶対足を踏み入れることはできないから、
番組で初めて見させてもらうことになります。
ギリシャのかわいいヤヤ(おばあちゃん)たちが出てくるかな?
*この「ナウサ」の場所については、ギリシャ北部マケドニアの「ナウサ」なのではないか、とのご指摘をいただきましたので、以下追加訂正させていただきます! 同じ地名って紛らわしいですね! 情報を提供してくださいましたbounoさん、ありがとうございました!
こちらの「ナウサ」もワインの産地として知られ、また、桃・りんご・さくらんぼの産地でジャム作りでも有名です!
人口19,268 (2011年調べ)という、とっても可愛らしい町。
ここも当然、行ったことないので、行ってみたい〜!!
番組でどんなふうに紹介してくれるのか、楽しみです。
そして、二箇所目の「港町・コルフォス村」っていうのは、
聞いてもどこだか分からんよ〜?! どこだそれ?
これは相当ギリシャマニアじゃ無いと知らない場所かも?!
これも番組で初めて見ることになります。
どんな場所なんだろう??
*この「港町・コルフォス村」についても、ペロポネソスのコルフォス村なのではないか?とのご指摘をいただきましたので、以下追加させていただきます! 情報を提供してくださいましたbounoさん、ありがとうございました!
え〜、こちらの「コルフォス」については、ネットで調べてもあまり情報が出てこなかったのですが、
コリントス市近郊の港町で、人口・・・338人?! (2011年調べ) ちっさい村!!!
よくここに取材に行ったな〜 驚きますよ!
っていうわけで、ほとんど情報がないこの村、どんな場所なんでしょう?
番組の放送内容に期待します!
そして三箇所目の「スパルタ教育発祥の地」ってのは、
当然ながら「スパルタ市」で間違い無いでしょう!
そう、日本でもすっかりおなじみになった言葉「スパルタ教育」っていうのは、
この古代ギリシャの都市「スパルタ」で行われていた超厳しい軍事教育に由来するものです!
でも、「スパルタ」はこれだけ古代で有名なんだけど、現代には遺跡などがそれほど残っていなくって、
実は自分イレーネもまだ未踏の地。
一度は行ってみたいんだけどね〜
なんでも、このスパルタで、町の噴水を直してくれるそうな。
これはきっと、町の人たちも喜びそう!
ギリシャのいい面を伝えて欲しい・・・
というわけで、
この番組「ニッポンの技で世界を修理 世界!職人ワゴン【感動…ギリシャで大修理SP】」では、
上記の三箇所でギリシャの修理の行き届かないところを、代わりに直してくれるらしい。
ロケ地がギリシャで3時間ものスペシャル番組なんて、
滅多に放送しないから、かなり期待しちゃうんだけど〜
でも、
「財政破たんに悩むこの国の現状を目の当たりにし」
とか書いてあると、ギリシャの貧しい一面だけを取り上げて強調しないようにして欲しいな、
っていうのは、ちょっと心配でもあります。
確かにギリシャは財政難だけど、観光に行ってお金を落としてくれる、っていうのが、
ギリシャ側にとっては一番嬉しい支援でもあるから、
日本の観光客が「行くのはちょっと・・・」と引いてしまうような貧しい側面ばかり放送されると、
それだけで観光誘致にダメージな気がする・・・
ギリシャに観光に行けば、美しい海、空、歴史的建造物と、他の国では味わえないようなステキな体験をできるのですから、
そこらへんの観光資源はちゃんと伝えて欲しいなあ。
でも確かに、そういう絵はがきみたいなキレイな風景ばかりを想像していくと、
町を歩けばギリシャの貧しい側面も、否が応でも目には入ってきますからね。
それが全然ない、と思って行くのと、それもある、って思って行くのはまた違うから、
そういう「いろんな面を伝える」って意味では、価値があることなのかな。
でもあくまでも、偏りがないようにして欲しいな!
そして、ギリシャの人たちは本当に親切だし、日本に対しても割にいい感情を持ってくれてるから、
そこらへんで現地の人たちとの、いい交流を伝えてくれる番組だったらいいなと思います。
世界でも、これだけ観光客に親切で優しい国も少ないと思うんだよね〜
そこもギリシャという国の魅力の一つですよ!
明日地上波放送です!
というわけで、
期待と不安が入り混じる番組
「ニッポンの技で世界を修理 世界!職人ワゴン【感動…ギリシャで大修理SP】」
明日8月14日(月)
18時55分~21時54分
テレビ東京系で、地上波放送です!!
自分はもう、録画予約しましたよ!
ギリシャについて気になる方は、ぜひ見てね〜
(*この記事は 2017年8月13日時点のものです。現在放送は終了しています。)
追記:番組を見終わって
この番組、録画してみてみたんですけど、なかなか面白かったですよ〜!
この番組自体は初めて見たんですが、世界各地をバスで回って、
日本の職人さんたちが修理をしてくれる、というもの。
まあギリシャじゃなくてもよかったんだけど、今回はギリシャの三箇所を修理して回ってました!
あ〜、でも、壊れた時計の修理なんて、町の時計屋さんにちょっと持ってってすぐ直してもらえよ!
とツッコミたくなるくらい、壊れたものもほったらかしのギリシャ。
確かに、公共の施設なんて、壊れっぱなしだったりもよくあるし、
テレビでやっていたように、工事の途中で終わっちゃった? というカンジの建物がよくあるよ!
で、そういう破損したものを日本の職人さんたちが無償で直してくれる、って番組なので、
いうなれば、ボランティア旅行記ですね!
お金を送るだけのボランティア奉仕よりは、実際にこうやって現地に足を運んで汗を流す方が、
現地の人たちにはダイレクトに伝わって、感謝もされて、いいことづくめだな!
とは思うのですが・・・
日本の伝統の障子を作ってあげた職人さんのサービス精神は素晴らしいんですが・・・
今回修理したところにも、適宜メンテナンスをほどこさないと、またどうせ壊れちゃうよ!
障子の紙なんて、子供達があっという間に破っちゃうよ!!
と、心の中でツッコミも入れてしまいました。
だってね〜
ギリシャの人たちって、日本の人たちみたいに丁寧にものを扱わないからね!
すぐ壊すんじゃないかと・・・
そして、壊れたら、日本人じゃなきゃ、たぶん直せない!!
障子以外でも、噴水とか老人ホームも、今キレイに直しても、3年後にはまた同じ状態じゃないかな〜・・・
だから、この番組も、修理しっぱなしじゃなくて、
2〜3年ごとに定期的にメンテにも行って欲しいな!!
そうすれば、今回の修理も無駄にはならない!!
かもね!!?
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