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『美女と野獣』フランス版はレア・セドゥ主演のダークファンタジー!

日本でも大人気の映画

『美女と野獣』

と聞くと、あのディズニーの名作アニメ/実写映画を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、

実はフランスが本場!

フランスで実写版が制作された

レア・セドゥ主演の

『美女と野獣』

もまた違った魅力的な作品ですので、ご紹介したいと思います!

ディズニー版を見た後に、こちらを見比べてみるのも楽しいですよ!

フランス版映画『美女と野獣』もあります!

というわけで、

ここ日本では『美女と野獣』と言えばディズニーの映画と思われているかもしれませんが、

実はフランスで作られた

実写映画『美女と野獣』もあるのです!

こちらのフランス語版も見ると、オリジナルのお話との違いなど、また違った『美女と野獣』の世界を楽しむことができますよ!

これまでディズニーの『美女と野獣』しか見たことなかった人たちは、

ぜひこちらも見てくださいね!

「あれ? こんなバージョンのお話もあったんだ」

と新鮮な驚きが待っていると思いますよ!

2014年制作のフランス語版『美女と野獣』とは

さて、それでは

フランス語版実写映画『美女と野獣』

とはどんな作品なのでしょう?

こちらの『美女と野獣』は、ディズニー版実写映画に先駆けて、

2014年にフランスとドイツの合作で制作されました。

映画『美女と野獣』予告編

こちらもVFX処理で野獣とお城を再現しているところは同じですが、

監督はフランス出身のクリストフ・ガンズ監督。

『サイレントヒル』で世界を震撼させた監督だけに、かなりダークな仕上がりになっています。

この監督は他にも、

『ジェヴォーダンの獣』と言ったホラーな作品を手がけていますよ。

こういう作品を得意とする監督が手がけているのですから、

このフランス版『美女と野獣』は、いわば「ダーク・ファンタジー」と言える作品。

ディズニー版みたいに、陽気でジョークとかもふんだんに入っているものとは、

全く違う仕上がりなので、その文化の違いというか、監督の感性の違いを見るのも面白いと思います!!

主演はフランスが誇る美人女優レア・セドゥ!

こちらのフランス版『美女と野獣』ですが、

ディズニー版がエマ・ワトソンという世界で愛される美女を選んだのに対して、

フランス美女の王道をいく

美人女優レア・セドゥ

を投入していることに注目です!!

いかにもフランスらしい、色気と知性を感じさせる美女がレア・セドゥ!

しかも、このレア・セドゥ、ただ美しいだけではなくて、

『アデル、ブルーは熱い色』で、パルムドールを受賞したという実力派!!

国際的にも注目されている女優さんで、

『007 スペクター』では、ボンドガールに抜擢されています!

そうかと思えば、ギリシャの新鋭、ヨルゴス・ランティモス監督の

『ロブスター』 にも出演してくれています!

低予算映画だったと思うんですが、良い映画だと思うと構わないで出演してくれる心意気もあるんですね!

この映画は、米アカデミー賞にもノミネートされ、国際的に高い評価を受けました。

そういうわけで、作品の大小を問わず、気に入れば出演し、

フランスのみならず国際的に活躍するのが、レア・セドゥ。

今や、フランスの若手女優の中でもトップの地位を手に入れたと言っても過言ではないですよね。

そんなレア・セドゥを、主演の「美女」ベルに迎えて撮ったのが、

フランス版『美女と野獣』なのです!

ディズニー版のベルが、どちらかというと可愛らしいエマ・ワトソンを主役に迎えているのに対して、

フランス版では大人の色気と気品漂う、レア・セドゥを主役にしているのも好対照!

イギリスとフランスを代表する美女二人が、同じ「ベル」という役柄をどんな風に演じているのか、

比べてみるのも楽しいですよ!!

『美女と野獣』といえば、フランスが本場!!

ところで、

アメリカのディズニー映画で『美女と野獣』が大きな成功を収めているので、

『美女と野獣』といえばディズニー!

というイメージを持っている方も多いかもしれません。

ですが!!

実は『美女と野獣』といえば、フランスが本場なのです。

1740年に、フランスのガブリエル=スザンヌ・ド・ヴィルヌーヴ(ヴィルヌーヴ夫人)が書いた小説がその始まり。

2014年のフランス版映画『美女と野獣』は、こちらの原作に基づいて作られているので、

ディズニー映画とは根本的なストーリーもかなり違います。

1756年に、これを短くアレンジした物語を出版したのが、ジャンヌ=マリー・ルプランス・ド・ボーモン(ボーモン夫人)。

現在ではこちらの短縮版の方が広く流通しています。

そして、この小説を、

1946年に初めて映像化したのは、フランスの詩人、ジャン・コクトーです。

というわけで、

映画版『美女と野獣』の元祖は、フランスの大詩人コクトー先生だったのですね!!

ですので、『美女と野獣』といえばディズニー! というのはちょっと考え直す必要があるのです。

コクトー先生は、私が今更言うまでもなく、フランスを代表する文豪・文化人。

詩作の他に、小説・劇作から、映画監督としてまで、幅広く活躍したマルチな才能。

戯曲ではギリシャ悲劇も何度も扱っていて、

1922年には 『アンティゴネ』

1926年には 『オルフェ』

1937年には 『オイディプース王』

1952年には 『バッカス』

などを発表しています!ギリシャの神話と文学に大変詳しい方でもありました!!

そんな偉大なジャン・コクトー版が、そもそもの『美女と野獣』映画の始まりなので、

フランスの方から見れば、「ディズニーが『美女と野獣』なんて、へっ。」って思ってるかもしれないですよね?

そんな本家本元のフランスが送り出したのが、2014年のフランス版『美女と野獣』!!

まだ見ていない方は、これを機会にぜひ、見てみよう!!

フランス版『美女と野獣』もぜひ見てみてね!

というわけで、

フランス版『美女と野獣』

その原作小説とフランス版映画の歴史についてもご紹介してみました!

ディズニー・アニメの『美女と野獣』しか知らなかった方は、

ぜひ本場のフランス版映画『美女と野獣』も見てくださいね!

知らなかった『美女と野獣』の世界が開けますよ!

エマ・ワトソンだけじゃなく、レア・セドゥもとっても美しいので、目の保養にも最適です!!!

現在フランス版『美女と野獣』は各種動画配信サービスで配信中です!

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