本日は日本語の中のギリシャ語について!
美容に気を使っている方なら、
一度は聞いたことのある言葉、それが
「ヒアルロン酸」!!
この「ヒアルロン」って、ギリシャ語由来の言葉だって、ご存知でした??
というわけで、本日は「ヒアルロン酸」の語源に迫りますよ〜〜
「ヒアルロン酸」は「水晶の尿」?!
それでは、本日は
「ヒアルロン酸」!!
この言葉は、
英語では
Hyaluronic acid
ですが、
Hyaluronic というのは、もともとは、
ギリシャ語の ὕαλος (ヒュアロス) = 「水晶石」「ガラス」
という言葉が語源になっている Hyal- と、
「ウロン酸」(Uronic acids) が合わさって、
Hyaluronic acid 「ヒアルロン酸」
という言葉になった、合成語です。
この Uronic というのもギリシャ語語源で、
urine は「尿」って意味なんですよね。
これはギリシャ語の οὖρον (ウーロン)=「尿」と同じ語源のラテン語からになります。
てことは?!
直訳すると「水晶の尿」?!
って青くなっちゃう方もいるかもしれませんが、いやご心配なく。
「ウロン酸」(Uronic acids) というのは、
ウロン酸(ウロンさん、uronic acid)とは、単糖を酸化して得られる誘導体のうち、主鎖の末端のヒドロキシメチル基 (-CH2OH) がカルボキシル基 (-CO2H) に変わったカルボン酸の総称。 (wikipediaより)
ですので、まんま「尿」じゃありませんからね!!
たまたま語源がそうだというだけです。
「ヒアルロン酸」は保水力が高い!!
というわけで、
「ヒアルロン酸」はギリシャ語語源の合成語
なのですが、
今、日本で一番有名な美容成分の一つと言っても過言ではありません。
なぜかというと、
保水力がとても高く、肌を美しく保つことができる、ということで、
女性用の化粧品や、健康食品などでかなり流通しているんですよね〜
今、そこらへんのドラッグストアに行けば、
「ヒアルロン酸」の文字が入った商品があふれていますよ!
例えば、私も愛用中の「肌研(ハダラボ)」
「アクアモイスト」もヒアルロン酸を前面に押し出してますよね〜
その他、健康食品としてサプリメントも定番商品になっています。
有名サプリメント・メーカーでは、絶対ラインナップに入ってる感じ。
DHCもあるし
「ディアナチュラ」でも出してますよね!
こんなふうに、塗ったり飲んだりするだけでは飽き足らず、
ヒアルロン酸を直接皮膚に注射する美容法もあるらしいですよ!
え〜、顔面に注射なんて、怖い・・・
腕で採血されるだけでも相当嫌なのにな〜・・・
と思うんですが、人間の美への欲求は限りない!!
美容にもギリシャ語で!!
というわけで、本日は、
日本でもおなじみの言葉「ヒアルロン酸」が、実はギリシャ語語源の言葉だった!
というお話でした!
美容の味方として日本でもすっかり定着した「ヒアルロン酸」
その美肌効果は果たして本物なのか・・・?
ちょっと化粧水使っててもそこらへんの効果は不明ではあるのですが、
「ヒアルロン酸」という言葉を信じて、使い続けてみたいと思います!
皆さんも次に「ヒアルロン酸」の商品を手に取るときは、
ギリシャからやってきた言葉のありがたみにも思いを馳せてみてくださいね!
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