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ジョージ・マイケル追悼:ギリシャ系歌手として世界的成功

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どうも〜イレーネです。

本日は、訃報です。

日本でも大きなニュースとして報道されましたが、

元ワム!のジョージ・マイケルさんが、53歳という若さで急逝されました。

日本でもとても愛されたジョージ・マイケルさん。

ファンの間にもショックが広がっていますが、

マイケルさんがギリシャ系イギリス人ということはご存知でしたか?

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ギリシャ系イギリス人としてロンドンに生まれる

元ワム!のジョージ・マイケルさん

誰もが口ずさめる世界的ヒット曲

ラスト・クリスマス

などで、日本でもファンの多い世界的ミュージシャンです。

ジョージ・マイケルさんは、1963年、

イギリス、ロンドンのイースト・フィンチレーに生まれました。

お父さんは、キプロス生まれの キリアコス・パナイオトゥー。

1950年代にイギリスに移民して、レストランを経営していたそうです。

キプロス共和国は、今ではギリシャとは異なる国になっていますが、もともとは同じギリシャ人で、現在でもギリシャ語が公用語です。

お母さんはイギリス人の レズリー・アンゴールド。お母さんはダンサーでした。

この二人の間に生まれたのが、

ヨルゴス・キリアコス・パナイオトゥー(Γεώργιος Κυριάκος Παναγιώτου)

のちに「ワム!」(Wham!)を結成し「ジョージ・マイケル」という芸名で世界的成功を収めることになります。

「ワム!」として世界のポップ・チャートを席巻

こうして、ギリシャ系イギリス人として生まれた

ヨルゴス・キリアコス・パナイオトゥーは、

「ワム!」(Wham!)のジョージ・マイケルとして人々の心に残る多くのヒット曲を残しました。

1981年にアンドリュー・リッジリーとのデュオとして「ワム!」(Wham!)を結成。

1983年には、デビュー・アルバム『ファンタスティック』を発売

「バッド・ボーイズ」

「クラブ・トロピカーナ」

などのヒットを連発し、一躍トップ・スターの仲間入りを果たします。

1984年には、セカンド・アルバム『メイク・イット・ビッグ』を発売

このアルバムには、世界的ヒットとなった

「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」 (Wake Me Up Before You Go-Go)

「フリーダム」(Freedom)

「ケアレス・ウィスパー」 (Careless Whisper)

が収録されています。

「ワム!」(Wham!)の特徴は、覚えやすくて心に残るメロディーラインと、美しい男性の歌声。

「甘い歌声」という形容がぴったりですよね!

二人のルックスが良かったことも手伝って、押しも押されぬ世界的ポップ・デュオとなりました。

1986年 には、「ミュージック・フロム・ジ・エッジ・オブ・ヘブン」(Music from the Edge of Heaven)を発表。

これには、かの有名な「ラスト・クリスマス」の他に、

「ジ・エッジ・オブ・ヘブン」(The Edge of Heaven)

「アイム・ユア・マン」(I'm Your Man)

「ア・ディファレント・コーナー」(A Different Corner)

などが収録されています。

この3枚の世界的なヒット・アルバムを残して、

1986年には、「ワム!」(Wham!)は解散。以降はソロ活動へ移っていきます。

というか、え〜!!「ワム!」(Wham!)ってこれだけ世界的に有名なのに、たった5年しか活動しなかったの?!!

それでこれだけ世界的になったのは、逆にすごい・・・

解散理由としては諸説あるようですが、マイケルがソロ活動の方を重視していったことも一因としてあるようです。

「ジョージ・マイケル」としてソロ活動へ

1986年に「ワム!」(Wham!)が解散して以降は、

「ジョージ・マイケル」名義でソロ活動へと移行します。

1987年には、ソロのファースト・アルバム

「フェイス」(Faith)

を発表。

「フェイス」(Faith)
https://youtu.be/lu3VTngm1F0

「ファザー・フィギュア」(Father Figure)

「アイ・ウォント・ユア・セックス」 (I Want Your Sex)

「ワン・モア・トライ」 (One More Try)

「モンキー」 (Monkey)

などのヒット曲を連発し、世界的ヒットになります。

日本にもツアーで来日したそうですよ!

1990年には、セカンド・アルバム「LISTEN WITHOUT PREJUDICE」を発表。

この時、商業的に売れなかったりしてレコード会社ともめたこともあったようです。

しかし、チャートではちゃんと1位をとってますからね。

ただ、「ワム!」時代のようなアイドル的な人気ではなく、もっと音楽性の高い大人のミュージシャンとして脱皮していったようです。

その後、

1996年には「オールダー」

2004年には 「ペイシェンス」

を発表。いずれも本国イギリスではチャート1位を獲得。

第1線で活躍を続け、高い音楽性でミュージシャン仲間の尊敬を集める「ポップ・アイコン」でもありました。

時代を作った「ギリシャの声」

というわけで、

ギリシャ系イギリス人である

「ジョージ・マイケル」ことヨルゴス・キリアコス・パナイオトゥーは、

その音楽で一時代を築き、その才能を惜しまれつつ、53歳の短い人生を閉じました。

まだまだ、年齢を重ねていくことで深まる音楽性もあったはずですので、

その才能が早く消えてしまったことは残念でなりません。

しかし、このように時代を作る才能、というのが、ギリシャからは時々出るんですよね〜

これは本当に不思議ですが、人口1000万ちょっとのギリシャなのに、世界的音楽家や芸術家がポツポツと出てくるんですよね〜!

まあ、数は多くないですけど、出てくればそれこそ、時代を揺さぶるインパクトを与えたりする。

音楽のジャンルで言えば、

ジャンルは違えど、一時代を築いたオペラ歌手、マリア・カラスもそうですし、

映画音楽の一時代を築いたヴァンゲリスもそうですよね〜

今は、ギリシャ系アメリカ人のアリアナ・グランデが大人気ですし。

映画監督で言えば、

エリア・カザン、テオ・アンゲロプロス、ジョン・カサベデスなど、そうそうたる面々がいたりする。

本当に不思議なのですが、ギリシャって経済・政治ははっきり言ってダメだけど、

文化・芸術の分野では、さすがに古代から世界中にインパクトを与えた人たちの子孫だな、と思わせる才能を見せてくれます。

人間でもそういう人っていますよね〜、あの人、歌はものすごく上手いけど、経済観念ないよね、みたいな人。

そんなカンジ。

まあ、ジョージ・マイケルさんが経済観念がなかったとは言いませんが、

これからも間違いなく、クリスマスが来るたびに、私たちは「ラスト・クリスマス」を聞くのでしょう。

そして「ラスト・クリスマス」を聞くたびに、ジョージ・マイケルさんの才能を思うことでしょう。

日本をはじめ、世界中で愛された、「ジョージ・マイケル」ことヨルゴス・キリアコス・パナイオトゥーさんのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

R.I.P

*アリアナ・グランデが歌う「ラスト・クリスマス」

テイラー・スウィフトが歌う「ラスト・クリスマス」

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