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「真田丸」ついに完結!真田幸村とギリシャ神話の英雄の栄光とは?

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どうも〜、イレーネです!

や〜ついに「真田丸」終わっちゃいましたね!

負けると分かっているのに、どうしてこうも、真田幸村にみんな熱狂しちゃうんでしょう?

死ぬと分かってても、戦う!

家族や友や愛する者のために、戦う!

生きた証を残すために、戦う!

そんな姿が日本人の心を打つことは間違いないのですが、

ギリシャ神話もそういう英雄のお話が残ってますからね!

ということで、本日は「真田丸」真田幸村とギリシャ神話について!

Unsplash / Pixabay

真田幸村の武士としての栄光

今年の大河ドラマ

「真田丸」

みんなが知ってる、真田幸村のお話で、

最後は大阪夏の陣で敗れて死んでしまう、というのは分かっているのに、

最近の大河ドラマにはないくらいの盛り上がりで、

最終回は時間を延長したスペシャル版での放送でしたね!

もう、ほとんどの人がご存知の通り、

大阪夏の陣の時には豊臣方は圧倒的に不利で、戦っても勝ち目は無かったんじゃないか、と思うのですが、

真田幸村たち豊臣方の武将たちは、無謀にも思える戦いに挑んでいきます。

そんな彼らを突き動かしていたのはなんだったのか。

それはやはり、ドラマのセリフにもあった通り、

「自分が生きたという証を残したい」

要するに、武将として戦場で武勲をたてて、後世に語り継がれたい、という

命よりも名誉を重んじる考え方ですよね。

そんな幸村の姿に、今でも多くの人たちが胸を熱くして熱狂してしまうのは、日本人特有かと思いきや、

いやいや、ギリシャ神話を読むと、そんな話がいっぱいあって、古代ギリシャの戦士と日本の武士の姿は、結構重なってくるのですよ!

アキレウスは自分の命よりも・・・

真田幸村と同じように、たとえ自分の命を投げ出してでも、

自分の家族や愛する者のために戦う英雄たちの姿を見ることができるのは、

ご存知ホメロスの

「イリアス」

神話上の大戦争・トロイア戦争にまつわる、英雄たちの活躍を描く一大叙事詩ですね!

この戦争で戦う英雄たちも、

戦場で華々しく武名を上げることを第一に、

そして、共に戦う戦友のため、愛する家族のため、自分の命を投げ出して戦うのです。

英雄アキレウスは、一度は戦いから身を引いたものの、親友パトロクロスが討ち取られたことをきっかけに、

友の仇を取るために、再び戦場へ戻ることを決意します。

その時に、アキレウスの大切にしてる名馬クサントスが、突然人間の言葉を話す

(えっ?!と驚かれるかもしれませんが、女神の仕業ということになっております笑)

という有名な場面があるのですよ〜

その時に馬のクサントスは、

あなたはもうじき死にますよ、戦場で死ぬ運命になっていますよ、

ということをアキレウスに告げるんですね。

でも、そういうふうに自分の死の運命を知っても、アキレウスは、

自分がもうじき死ぬ運命はよくわかっている、でも、敵に一泡吹かせてやるまでは戦いをやめないぞ。

っていうことを言って、戦陣に突っ込んでいくのです。

たとえ自分が死ぬことになろうとも、友の仇を取るために戦場に向かう、というアキレウスの姿に、

豊臣家のために不利な戦いでも挑んでいく真田幸村の姿が重なって見えてきますよね!

gancheva / Pixabay

ヘクトルは戦場で後世に名を残す

そして、英雄アキレウスが、自分の命を捨ててまで復讐したい相手は、

親友パトロクロスを討ち取った宿敵・ヘクトル!

戦場に戻ったアキレウスは、鬼神のような戦いぶりで、ヘクトルのいるトロイア軍を撃退していきます。

そしてついに宿敵ヘクトルを追い詰め、一騎打ちで対決に!

この時さすがのヘクトルも、自分の前に立ちはだかった最強の勇者・アキレウスを見て

自分の命もここまでだ、ということを悟るシーンがあります。

そして、いよいよ自分は死ぬのだ、と知ったヘクトルは、こんなことを言っています。

いよいよわたしの最期の時が来た。せめては為すところなく果てる見苦しい死に様ではなく、華々しく後の世の語り草ともなる働きをして死のうぞ。

(松平千秋訳)

つまり、いよいよ戦場で死ぬ時となったから、

なにもせずに見苦しく死ぬよりは、

華々しく戦って、後世に名を残す戦い方をして死にたい

ということを言っているんですね。

こういうふうに、「後世に語り草となる武勲をあげたい」というのは、

古代ギリシャの英雄たちにとっては、とっても大事なことでした。

なんなら、そのために戦っているとも言えるくらい。

戦わずして見苦しく生き延びるくらいなら、

華々しく戦って死にたい

という、武将としての誇りと功名心があったのですね。

そして結果的には、ヘクトルは、勇者アキレウスと一騎打ちで正々堂々と戦い切り、

敗れて討ち取られはしたものの、英雄として今でもこんな極東の日本でも読み継がれるようになったわけです。

それは討ち取った英雄アキレウスも同じ。

宿敵ヘクトルを討ち取ったはいいものの、やがてアキレウス自身も戦場で倒れて短い生涯を終えることになります。

でも、アキレウスもまた、今でも日本でも親しまれている、英雄ですよね。

「アキレス腱」という名前が、このギリシャ神話の英雄アキレウスにちなんで付けられていることは、皆さんご存知ですよね?

それくらい、「英雄アキレウス」の名は世界に轟き、永遠なのです。

RescueWarrior / Pixabay

真田幸村の名も永遠に

それと全く同じように、

真田幸村も、形勢が絶対的に不利な大坂夏の陣で、

果敢に徳川勢に突撃を繰り返し、徳川家康を追い詰めた、と伝わっています。

その英雄的な戦いぶりは、歴史に詳しく無い人でも、一度は耳にしたことがあるんじゃ無いかな〜

「真田の赤揃え」とか、「真田十勇士」とかね、聞いたことはあるでしょう。

そして、今回の大河ドラマでも主役となって、

改めてその勇猛果敢な戦いぶりがクローズアップされることになって、

またこれからもその英雄的な伝説は語り継がれていくことでしょう。

「日本一の兵(ひのもといちのつわもの)」

と称えられながらね。

でもきっと、それが真田幸村の望んでいたことなのでしょうね。

この戦で敗れても、自分がこうして華々しく戦って、徳川方を追い詰めたということを、

後世の人たちにもずっと記憶してもらいたい、と。

それは、ギリシャ神話で語り継がれるアキレウスやヘクトルとも、全く同じ望みだったと思いますよ。

武士が名を残す、ということ

というわけで、

NHKの大河ドラマ「真田丸」

の最終回を見て、

武士が戦場で名を残す、ということについて、もう一度考えてみました!

真田幸村の活躍を見ると、

武士が命よりも大切にしているものって、

まるきりギリシャ神話の英雄たちが大切にしているものと同じなんですよね〜

それは、「自分の武勇を後世に残したい」ということ。

命よりも名誉を重んじること。

そして友や家族のために命をかけること。

これって、口で言うほど簡単なことではないですよね。

そりゃ、自分も戦場で窮地に陥ったら、真っ先に逃げますよ!

今は時代も違うし、彼らと同じ生き方なんてしないし、する必要もないけど、

彼らにとってはそれが全てだった、ということは理解してあげたい気もします。

しかも、それが日本と、遠く離れたギリシャでも、全く同じ、ってところも面白いですね!

そんな共通点があるから親しみがあってか、自分もこんなギリシャから離れたところで、

「日本でもギリシャ」

なんて書いてるわけですけどね!アハハ!

これからは是非、日本の武将の戦いを見るときには、遠いギリシャの英雄たちについても、ちょっと思いを馳せてみてくださいね!

人類の考える「英雄」ってそんなに変わんないんだな、

って、妙にグルーバルな気分にもなっちゃいますよ〜

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