こんばんは、イレーネです。
本日は久しぶりに、ギリシャ料理のお話。
ギリシャ国民が大好きな、チーズを油で揚げた
「サガナーキ」
という一品料理!
アツアツで、チーズの塩気がおつまみにピッタリな一品ですよ〜
チーズを揚げてしまう、という発想に驚く
ギリシャ国民はチーズが大好き!
ヤギ・または羊のミルクでできた、ギリシャの名産「フェタチーズ」
若干クセがありますが、食べ慣れると病みつき。
ギリシャ料理では様々な方法で頻繁に使われている、ギリシャ人の大好きなチーズです。
そんな「フェタチーズ」、ギリシャの人たちははっきり言って毎日のように食べています。
サラダに入れたり、パイに入れて焼いたり、あるいはそのままかじったり・・・
そしてもう一つの代表的な調理法としては、
油で揚げてしまう
「サガナーキ」
という料理もあるのです!
まあ、日本風に言うなれば、「チーズのフライ」です。
この「サガナーキ」のチーズは、フェタチーズに限らず、
ケファロティリなどのギリシャチーズを使って作ることができます。
ギリシャ人は本当に、チーズが大好き。それを丸ごと揚げて料理にしてしまうって、本当にチーズが好きなんだなあ。
カラッと揚がったチーズは、アツアツ、ホクホク。
というわけで、
「サガナーキ」は、チーズを揚げただけのシンプルな料理ですので、
これまで食べた時も、チーズをカットした形状そのままの四角い形でした。
フェタチーズも通常こういう風に四角くカットされて売られてますので、この形のまま揚げてあるんですね!
または、ギリシャ特有のチーズ・ケファロティリなどを使います。
こういったチーズも、四角くカットしてから揚げているんですね。
四角い以外の「サガナーキ」もあるのか?
それはこれまで見たこともないので、実情はわかりません・・・
そんな「サガナーキ」をお店でオーダーすると、よくカットレモンも添えて出してくれます。
揚げたて、アツアツのチーズの「サガナーキ」に、
レモンをぎゅーと絞って食べるのは、ウマイ!!
「サガナーキ」のチーズは外はカリっ、中はとろっとしてて、レモンの爽やかな酸味がよく合います。
チーズ自体が結構塩気が濃いので、塩を振る必要はないと思います。
でも、何よりも熱くてとろっとしているうちに食べると美味しいので、タイミングをずらさずに食べましょう!!
「揚げ焼き」というべきか
「サガナーキ」はチーズの揚げたもの、ですから、
日本人である私たちは、天ぷらみたいに油の中で泳がせて揚げる料理を想像してしまいますが、
「サガナーキ」の場合はフライパンの上で、どちらかというと「揚げ焼き」みたいにして調理するのだそうです。
料理紹介動画でも、小さなフライパンを用意して料理しています。
小麦粉の衣を着せて、フライパンに多めのオリーブオイルを入れて、茶色に色がつくまで焼いてますね。
カラッと焼けたら、出来上がり!
簡単だなあ〜、と思ったら、自宅でも試して作ってみてくださいね!
この「サガナーキ」、サーブするときにブランデーに火をつけて出すお店もあるそうですが、
このサービスを発明したのは、シカゴにある「パルテノン」というギリシャ料理店だということです。
火をつけるときに「オーパ!」と言うのが名物らしいですよ!
おお〜派手に燃えてる!!
でも私、ギリシャ国内で「サガナーキ」頼んで、これやってもらったことないなあ。
これを確実に見たいなら、アメリカのシカゴにある「パルテノン」というお店に行ってみてくださいね!
くれぐれも自分の髪の毛を燃やさないように!
シンプルだけど、病みつき
というわけで、本日はギリシャ料理の中から、
チーズを揚げ焼きにした一品
「サガナーキ」
をご紹介しました!
チーズを揚げただけ、という究極にシンプルながらも、一度食べたらついつい次も頼みたくなるお料理。
アツアツでとろとろになったチーズを、ぜひお楽しみください!!
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