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ノーベル平和賞はギリシャ島民の手に渡るのか?!

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いよいよ、今年のノーベル賞の発表も近づいてきました。

昨年は日本人研究者が二人も受賞し、日本中が湧きましたね。

今年も、日本人研究者で有力な候補もいて、受賞なるかが期待されていますが・・・

実は今年のノーベル平和賞には、シリア難民救助に尽力した

ギリシャの島民たちが候補に挙がっているんです!!

決死の逃避行を決行してギリシャに渡ってきた難民に、救いの手を差し伸べたのは名もなき市民たちでした。

彼らの活動が評価されて、ノーベル賞受賞となるか、注目です!!

難民を救ったのは、自分も困窮するギリシャの市民たち

シリアでの長引く混乱を受けて、

トルコ対岸のギリシャの島々には、空前の規模の難民たちが押し寄せました。

彼らはトルコを通過して、最終目的地のドイツを目指して、

まずEUへの足がかりとして、ギリシャのレスボス島やコス島といった、小さな島に殺到しました。

大量の難民を受けて、ただでさえ金も人も足りないギリシャ政府はなすすべもなく、難民申請を受けつけるだけでも一苦労。

そんな中、ギリシャの島々に足止めを食った難民たちに手を差し伸べたのは、

ごく普通の市民たち。

日本ではあまり大きく取り上げられませんでしたが、一つ一つのエピソードに、

ギリシャの人々の優しさが溢れていて、胸に迫るものがありました。

年金も削られてしまったのに、自分の自宅を難民に解放したり、難民に食料を差し入れたり。

そんな名もなき市民たちが立ち上がって支援活動を続けていたのは、世界でも稀なケースじゃないでしょうか。

ギリシャの市民たちの努力が今回のノーベル賞でもっと世に知られることになるといいなと思っています。

*市民の難民救助については、以下の記事もご参照ください。

[ギリシャ難民問題]難民に家を開放した老夫婦

[ギリシャ難民問題]苦しいギリシャ人が、さらに苦しい難民を助ける・・・

終わらない難民問題

今現在、トルコからギリシャの島々へのルートをとる難民の数は減ってきていて、

一時期のようにギリシャの島にゴムボートが続々と到着する状況はなくなっているようです。

*1年前、続々と到着する難民を乗せたゴムボートの様子

しかし、難民たちは迂回してイタリアからEU入りをするルートも使うようになり、

船の遭難で大きな犠牲が出ています。

そして、問題なのはギリシャ国内で足止めを食っている難民たち。

ゴムボートの決死行でギリシャの島にたどり着いた難民たちは、EUの国々、特にドイツを最終目的地にしていますが、

EU各国で今や難民受け入れはパンク状態で、ギリシャ以外の国への移動がなかなか進まないのです。

EU内合意から1年 移転、目標の3% ギリシャ・イタリアから受け入れ反対根強く

欧州連合(EU)が中東などからの難民の受け入れを加盟国に割り当てることを決めてから、まもなく1年を迎える。欧州の「玄関口」にあたるギリシャやイタリアにたどり着いた約16万人を2年間かけて分担する目標だったが、両国から移転した難民は3%未満の約4700人にとどまっている。一部の中東欧諸国は反対の姿勢を崩さず、ハンガリーは10月に割り当て受け入れの是非を問う国民投票を行う予定だ。

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欧州連合(EU)が中東などからの難民の受け入れを加盟国に割り当てることを決めてから、まもなく1年を迎える。欧州の「玄関口」にあたるギリシャやイタリアにたどり着いた約16万人を2年間かけて分担する目標だったが、両国から移転した難民は3%未満の約4700人にとどまっている。一部の中東欧諸国は反対の姿勢を崩さず、ハンガリーは10月に割り当て受け入れの是非を問う国民投票を行う予定だ。

ということで、状況としては、全然難民の受け入れは進んでない!

EU諸国も自国の利益に走っちゃって、何が「一つのヨーロッパ」かなあ〜

下手すると、難民たちはこれから何年も何年も、ギリシャの難民キャンプにとどまることになるかもしれない・・・

それは気の毒だなあ。

今回のノーベル賞をきっかけとして、ギリシャ・イタリアに大量に流入した難民たちについて、世界の人たちがもっと真剣に考えるようになればいいですね。

発表は10月7日!

ということで、

ギリシャの島民によるシリア難民救助活動について、

ノーベル平和賞の受賞なるか?

というお話でした。

今年のノーベル平和賞は、過去最多の376の個人・団体が推薦されているそうです。

16年ノーベル平和賞候補は376個人・団体、過去最

え〜!すごい競争率!

でもぜひ、ギリシャの島民にノーベル賞を獲得して欲しいですね!

ノーベル平和賞の発表は、10月7日だそうです。

お楽しみに!!

*この記事に興味を持った方は、こちらもどうぞ!

[ギリシャ難民問題]難民救助の島民にノーベル平和賞を!

[ギリシャ系?]スーザン・サランドンにもノーベル平和賞を!



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