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ギリシャ人現代美術家フロソ・パパディミトリオウさんが沖縄で作品展

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ギリシャ人の現代美術家である

フロソ・パパディミトリオウさんが、

今月11日から沖縄で作品展を開催されるのだそうです。

初日には午後7時からアーティスト・トークも行われるそうですので、

沖縄在住の方、あるいは沖縄を旅行中の方、あるいはこの展覧会のために沖縄入りする方は、

ぜひ足を運んでみてくださいね!

作品展のテーマは沖縄の「ハジチ(針突)」

今回のフロソ・パパディミトリオウさんの作品展のテーマは、

沖縄の伝統的な入れ墨である「ハジチ(針突)」だそうです。

現代ギリシャの美術家が沖縄の入れ墨「ハジチ(針突)」に惹かれて作品展だなんて、なんとも不思議なコラボレーション!

沖縄の入れ墨「ハジチ」に魅かれたギリシャ出身美術家 11日から作品展

ロンドンを拠点に活躍する現代美術家フロソ・パパディミトリオウさん(ギリシャ出身)が11日から、沖縄市にあるアート複合施設アーケイドで「ハジチ(針突)」をテーマにした滞在制作展を行う。先月25日に沖縄入りし、週末の展示会へ向けてリサーチ、制作に励んでいる。

作品に、日本の伝統的な入れ墨を取り入れたいと考えていたというパパディミトリオウさん。昨年、日本を旅行した際、沖縄での滞在期間が長かったことから沖縄のタトゥースタジオを調べたところ、かつて沖縄の女性が手にハジチを入れていたことを知った。

「その模様と、高齢女性の手の甲に施されたハジチの力強いイメージに魅力を感じ、もっと知りたいと思った」。歴史にも興味をそそられ、ハジチの模様が持つ意味などに感化されたのを機に、ハジチに関する作品を制作しようと決めたという。

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ということで、不思議な縁で、

ギリシャ人美術家のパパディミトリオウさんは、沖縄の「ハジチ(針突)」に引き寄せられていったのですね。

沖縄に滞在しながら制作をしているそうですので、

沖縄の風土が彼女にどういうインスピレーションを与えて、どんな作品が出来上がるのか、とっても興味が湧きます!

フロソ・パパディミトリオウさんとは

今回、沖縄で作品展を開催する、

ギリシャ出身のフロソ・パパディミトリオウさんとは一体どんな人なんでしょう?

ちょっと調べてみました。

フロソ・パパディミトリオウさんは、London's Artist Quarterに公開されている情報によりますと、

ギリシャのテッサロニキ生まれ。

ギリシャ本国で応用美術、イラストレーション/スケッチング、そしてグラフィック・デザインを学びました。

卒業後は広告会社と雑誌とでグラフィック・デザイナーとして働き、

モーション・グラフィック・デザイナーとして映像制作会社でも働いていました。

独立系のマンガ出版社で、作品を寄稿したり編集に携わったりもしていたそうです。

2006年にロンドンに移り、ミドルセックス大学で美術の学士号、そしてロンドン大学のバークベック・カレッジで修士号を取りました。

パパディミトリオウさんは、様々な美術の形式を取り扱っていて、線画、絵画、彫刻、映像、インスタレーションなど多岐にわたっています。

作品の特徴は、自分自身の自我と社会的環境の中の役割という二つの次元を取り扱っていることだそうです。

現在は国際的に作品展やイベントを開催して、精力的に創作活動を行っています。

いくつかの作品例が紹介されていました。

フロソ
London's Artist Quarterのサイトよりスクリーンショット

作品は、彼女自身のウェブサイトでもいくつか紹介されています。

http://www.neverinthemiddle.net/

あの陽光明るいギリシャの地で生まれた方なんですが、作品の色合いは割とダークなのが印象的です。

しかし、どこかしらギリシャ彫刻のかけらのような写実性もあるように感じますね。

今回の沖縄の「ハジチ(針突)」の作品展は、彼女の作品の特徴から考えて、おそらく女性の身体と「ハジチ(針突)」の社会的意味というところがテーマになってくるのではないでしょうか。さらに興味がそそられます。

なんで沖縄に惹かれたのか?

しかしそれにしても、なんでギリシャ出身のフロソ・パパディミトリオウさんが、沖縄で、しかも伝統的な「ハジチ(針突)」をテーマにして作品展を行うことになったのでしょうか?

今回の作品展について、フロソ・パパディミトリオウさん自身は、

「今回の展示会で、沖縄の人たちに自分の地域に根づいていた伝統を、または現代世界における伝統の役割などについて意見交換する場を持ってほしい」

沖縄タイムス

と述べています。

つまり、単に「ハジチ(針突)」の意匠としての美しさだけではなくて、その背景にある伝統文化について活発に意見が交わされることを望んでいるのですね。

そのように、現代に生きながらも、伝統という背景とのつながりを意識して、目を向けて行こう、という姿勢は、

やはり悠久の歴史を誇るギリシャ出身だけのことはあるなあ、と思ってしまいました。

テッサロニキもそうですが、ギリシャの地には古代からの遺跡がゴロゴロあって、生活していて嫌でも目に入ってきますし、意識せざるをえませんよね。

そうして、自分の生まれた国の文化的背景、伝統について常に意識して生きてきたパパディミトリオウさんは、

沖縄の伝統の「ハジチ(針突)」を見たときに、その文化的背景を読み取り、現代とのつながりについても思いを馳せることとなったのではないでしょうか。

・・・というのは、真面目に考えてみた結果ですが、

イメージとしては、こういうことかな、とも思っています。

ふふ・・・

どちらが沖縄の海で、どちらがギリシャの海か、分かりますか?

青く澄んだ海に囲まれた島々で構成された国・・・

これは琉球のことでしょうか? ギリシャのことでしょうか?

そんなことを思うと、ギリシャ出身のフロソ・パパディミトリオウさんが沖縄に惹かれたのは、ごく自然なことのようにも思えます。

まあ、ここら辺は、ご本人に聞いてみないと分からないですけど・・・

かくいう私も、ギリシャが大好き、そして琉球弧の島々にも、心惹かれる一人ですので、そんなことを考えてみました。

作品展は11日から!

そんなわけで、

ギリシャ出身のフロソ・パパディミトリオウさんが沖縄で作品展を11日より開催します。

お近くの方は、あるいは沖縄に行かれる方は、ぜひ行ってみてくださいね〜!

私も行きたいよ〜 (でも沖縄は遠いよ〜涙)

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