日本にいても大好きなギリシャを楽しむために、ギリシャ旅行、ギリシャ神話、ギリシャ語、ギリシャの歴史、ギリシャの人々について紹介していきます

日本でもギリシャ

ギリシャのニュース

[ギリシャ難民問題]トルコ岸から難民が消えた?!

投稿日:




ギリシャを揺るがす難民問題。

難民たちは、トルコ岸からゴムボートに乗って、

毎日次々とギリシャの島々に乗り付けていました。

エーゲ海を満員のゴムボートで渡る、

という無謀さから、

小さな子供たちも含めて多くの犠牲者が出ていました。

それが、この流れに大きな変化があったようです。

静まり返るトルコ岸

ギリシャに到着するゴムボートは、

トルコの密航業者が用意したものです。

難民・移民たちはこの密航業者に金を払い、

無謀な航海に次々と乗り出していました。

それがやっと、トルコ岸の密航業者も、一気に静かになったようです。

移民が消えた、ギリシャ密航拠点のトルコ沿岸

トルコ西部ディキリ(Dikili)近郊の海岸では20日未明、ギリシャに密航した移民をトルコに送還する欧州連合(EU)との合意発効に合わせて駆け込みでエーゲ海(Aegean Sea)渡航を試みる人々が殺到するのではないかとの懸念から、沿岸警備隊員が警戒態勢を敷いた。

だが、静まりかえった暗がりの中に響くのは、エーゲ海を望む断崖に駐車した沿岸警備隊の白いワゴン車のルーフに設置された移民船探知レーダーの回転音だけ。懸念は杞憂(きゆう)に終わったようだ。

このあたりの海岸は観光地としてトルコ人の間で人気だが、最近はギリシャを目指す移民たちの出港地として知られていた。「密航業者はいつも真夜中過ぎに、数百人を降ろしていく。ボートが出港するのはだいたい午前4時~8時ごろだ」。19日夜、AFPの取材に応じた地元ホテルの従業員は、海沿いの曲がりくねった道路に面した地点を指さして話した。

img_d4f42e7e7db6d8cab933b02352e54abe207532
静まり返ったトルコ岸

img_fcaf1e6267ea39b2df26d4ee681e83a1320073
これまではゴムボートで次々と難民が海に乗り出していった

ギリシャ・トルコ難民送還合意で変化

このように、トルコ岸で変化が起きたのには、

ギリシャとトルコの間で、難民の送還について合意がなされたことが大きいようです。

トルコ・EU、難民送還に合意 ギリシャへの密航者対象

欧州連合(EU)とトルコは18日、ブリュッセルで開いた合同の首脳会議で、20日以降に密航船でギリシャに渡り、同国で難民申請手続きをしないすべての難民、移民をトルコに送り返すことで正式合意した。両者は「トルコからEUへの不正規な人の移動を終わらせる」としており、昨年来の欧州の難民受け入れ政策は大きく転換する。

共同声明によると、送り返す人々の中にシリア人が含まれていた場合、EUは同人数のシリア難民をトルコから直接「第三国定住」で受け入れる。難民らは今後ギリシャに渡っても、これまでのようにドイツなど自らが望む国へ移動することはできなくなる。

代替の受け入れ手段となる第三国定住も「EUへ不正規な入域を試みたことがない人が優先される」とされ、密航した難民は事実上排除される。

う〜ん、ここまでする必要があったのか。

しかし、

難民たちがゴムボートで危険な航海に乗り出すリスクを低くできる、

という効果は、ある程度望めそうです。

これだけ、トルコ・ギリシャ間の海多くの犠牲者を出してきたのですから、

対応策は遅きに失したという思いもあります。

今後は、トルコ側でどの程度、きちんと難民を保護できるか、

にもよりますので、そこはさすがに、国連難民高等弁務官事務所、ちゃんとやってくれるんでしょうね。

これまで、表に出てこなかったけれども。

まだ止まらない、難民の流れ

しかし、実はまだ難民の航海は終わっていない、

という報道もあります。

EUとトルコの移民送還合意が発効、ギリシャの島には密航船続々欧州に殺到する移民・難民を抑制するためギリシャに密航してきた移民を全てトルコに送還するとした欧州連合(EU)とトルコの歴史的合意が、20日午前0時に発効した。しかし、ギリシャの島々には同日も、大勢の移民らを乗せた粗末なボートが次々と到着している。

ギリシャ・レスボス(Lesbos)島には、20日正午までに約800人の移民らが到着。シリア難民2人が到着後に心臓発作で死亡した。また、ギリシャ沿岸警備隊によるとロー(Ro)島沖で、推定1~2歳の女児2人が水死した遺体で見つかった。さらに、赤新月社(Red Crescent)によるとリビア沖でも9人が死亡、数百人が救助された。

EUとトルコの合意に基づき、到着した移民らは全員がトルコに強制送還される見通しだ。批判もある今回の合意だが、移民たちに命の危険を伴う航海をさせないという目的もある。ただ、ギリシャ経由のルートが閉ざされることで、イタリアを目指して地中海(Mediterranean)を横断するさらに危険な航路に挑む人々が今後増える恐れがある

20160321-00000024-jij_afp-000-4-view

えっ、航海はあきらめたんじゃなかったの?!

いやいや、やっぱり新天地を求める難民たちは、

わずかな希望に賭けて、ゴムボートに乗っていたのでした・・・

トルコ岸も、小さな港はたくさんあるのですから、

全てを沿岸警備隊が取り締まれるわけじゃないのですよね・・・

しかも、ギリシャがダメならイタリアを目指す、って

あのゴムボートでそんな大航海ができるわけもないじゃないですか!

この難民たちを救うには、いったいどうしたらいいのでしょうね・・・

とにかく、トルコ側で速やかに安全に保護することと、

各国の指導者が真剣にこの問題に取り組むこと、

そして1日も早く、シリア・イラクの平和を実現するしかないですね。

難民たちだって、本当は故郷を離れたくはないのに、

故郷が戦場になってしまったから、

逃げるしかないのですから・・・

1日も早い平和を!!

にほんブログ村 旅行ブログ ギリシャ旅行へにほんブログ村 外国語ブログ ギリシャ語へ



-ギリシャのニュース
-,

Copyright© 日本でもギリシャ , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.