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ギリシャの歴史 災害と日本

ギリシャも実は古代からの地震多発地域!

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日本に暮らす私たちにとって、

地震は切っても切り離せない存在ですよね。

無くなれば一番いいですけど、日本に住む限りは逃れられません。

でも、そういう国は実は日本だけではなくて、

ギリシャも実は地震多発地域!!

それは切実で、ギリシャ神話のポセイドンは地震の神でもあったんですよ

というお話をご紹介!

私たちは遠い場所に住んでいるわけですが、

実は同じ災害に苦しんできた歴史があるんですよね〜

地中海は地震多発地域

そうなんです、

日本ではあまりおなじみがないかもしれませんが、

地中海地域は実は、古代より地震多発地域!

ここで、ヨーロッパ大陸とアフリカ大陸のプレートがぶつかっているからです。

これはちょうど日本の状況と似ていますね。

そのため、古来からこの地域一帯は、地震災害で苦しめられていたのです。

日本でも一番有名なのは、もちろん

ローマのポンペイの災害(起源62年)

ですよね。

62年にポンペイは大地震に襲われ、一度町は崩壊。

その後、79年にはヴェスビオ火山が大噴火。

町は火砕流に飲み込まれました。

この時起きた地震で起きた津波が、避難する人々を飲み込んだということです。

完全に火山灰に飲み込まれたポンペイの町は、奇跡的にそのままタイムカプセルのように長い時代を保存されて、

その災害の全容を現代に伝える貴重な遺跡ともなったのです。

このポンペイを襲った悲劇は、同じ地震国に暮らす日本人には他人事とは思えないですよね。

日本でも大震災の後、富士山が爆発する危険性が高まった、と考える人もいるようですから、

今後しばらくは日本も災害に備えなくてはいけませんね・・・

ギリシャも地震多発地帯!

そして、このポンペイの災害は、

古代に地中海を襲った災害のうちの一つに過ぎなくて、

実はギリシャでも、様々な地震災害が起きていたことが伝えられています。

有名なところでは、

スパルタを襲った大地震(紀元前464年頃)が知られています。

そして、興味深いのは、

アカイア地方のヘリケの町を襲った大地震(紀元前373年)

この災害で怖いのは、

地震の後に起きた津波

一瞬で、街全体が海の底に沈んだということです。

この地震と津波の大災害は、ポセイドンの怒りを買ったためだ、と古代の人たちには考えられていたようです。

*ヘリケの街の災害について詳しくは、こちらの記事も合わせてどうぞ!

ギリシャの古代都市ヘリケを襲った地震と津波

そして、そのほか

ロードス島で起きた地震(紀元前227年)

この地震では、世界の7不思議の一つとして知られるコロッソスの巨像が倒れてしまいました。

このように見てくると、とても日本に状況が似ているような気がしませんか?

*ロードス島のコロッソスの巨像については、こちらの記事も合わせてどうぞ!

ギリシャ ロードス島の巨像再建計画!?世界七不思議再現か

ポセイドンは「大地を揺らす者」

そして、ギリシャのこういった地震の多い歴史は、ギリシャ神話にも影響しています。

ギリシャ神話のポセイドン神

といえば、ギリシャ神話にあまり興味がなくとも、

その名を知っている神様の一人だと思います。

ゼウスの兄弟であり、3兄弟で世界を分け合って、ゼウスは空を、ハデスは冥界を、そしてポセイドンは海を支配したということです。

ですから、

ポセイドンは海の神様

と記憶している人も多いかと思いますが、

実は

「大地を揺らす者」(Ἐννοσίγαιος)

とも呼ばれ、

地震の神様

としても信仰されていたのです。

これは日本ではあまり知られていないので、びっくりされる方もいるかもしれませんよね!

そうなんです、実はポセイドンは「地震の神」でもあるんですね。

意外でした??

でもそれくらい、ギリシャでは古代から地震が多くて、それは神様の力によるものだと考えられていた、ということなんですよね。

*海の神ポセイドンについて詳しくはこちらの記事もご参照ください!

ポセイドンは海の神!!

古代に学んで災害対策を!

そんなふうに古代から地震災害の多かったギリシャと地中海地域ですが、

もちろん日本も古代より、自然災害の多い国でもあります。

同様に古代から地震災害の記録のある地中海地域から学んで、今後の災害に備えていけたら一番いいんじゃないかな

と心から思います。

そこで、古代の旅行家パウサニアスが書き残している地震の前兆と、地震の種類についてちょっとご紹介。

地震の前兆

1)大雨や日照りが普段より長く続く。

2)冬なのに暑かったりする。夏には霧が出て、太陽が赤かったり、黒かったり見える。

3)泉の水が枯れる。

4)突風が起こる

など

地震の種類

1)振動が起きても、揺れ戻り、建物は倒れない、弱い地震 。

2)間に合わせに近い建物は破壊する地震。

3)一番ひどい破壊をするのは、建物の真下に潜って土台を突き上げる地震(直下型か?)。この型の地震はポリスの痕跡を残さない。

(パウサニアス『ギリシア記』より)

ということで、この記述を見ると、

古代の人たちも、様々な地震災害を経験し、なんとか予兆を知ろうと苦心していたことが分かりますね。

現代の科学でもなかなか地震予知は難しいものではありますが、

ようは常に、災害がやってくると思って、注意を怠らない

ということが大事かと思います。

私たちも、この古代ギリシャから伝えられている知恵も参考にして、

これから絶対やってくる地震に対して、備えておきたいものですよね!

東日本大震災をはじめ、

熊本の震災など、ここ最近でも日本では地震の大災害が相次いでいます。

これを忘れず、未来の子孫たちが同じ苦しみを味わうことのないように考えるのが、多くの犠牲になった方達の鎮魂となるのではないでしょうか。

改めて、犠牲になった方達のご冥福をお祈り申し上げます。

*この記事に興味を持った方は、こちらもどうぞ!

「ポセイドンの槍」って一体なに?『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』

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