日本でもギリシャ

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ギリシャのニュース

[ギリシャ難民問題]孤立深まるギリシャ

まだまだ沈静化の兆しの見えない

ギリシャにやってくる大量の移民問題

トルコ側から命がけでゴムボートで渡ってくる難民を

ギリシャは人道的立場から救助を続けてきましたが

(*過去記事をご参照ください

[ギリシャ難民問題]難民救助の島民にノーベル平和賞を!

このところ他のEU諸国は難民の流入を制限し始め、

ギリシャが孤立する形となり始めています。

風前の灯火のシェンゲン協定

EU諸国はもはや、難民問題ではそれぞれが独自路線を進むようです。

中・東欧諸国は、国境を閉鎖したり、

難民の受け入れを制限したりして、

EU内の自由通行を認めるシェンゲン協定は、風前の灯火です。

[FT]難民危機でギリシャに背を向ける欧州(社説)

 このところ、国境審査を受けずに域内を行き来できるシェンゲン協定の運用を停止し、独自の対応をとる国が増えている。ベルギーはフランスとの国境で国境審査を行うと決め、両国の間で論争となった。ハンガリーは、ギリシャとイタリアに滞留している難民の受け入れを加盟国が分担するという欧州委員会の計画について国民投票の実施を約束し、協調行動に深刻な打撃を与えた。最も際立っているのが以前はEUの協調行動を強く支持していたオーストリアで、「西バルカンルート」を経てギリシャから欧州に入ろうとする難民の入国を阻止するために国境審査を開始した近隣9カ国に同調した。

こうした動きがシリアや他の機能不全国家から欧州を目指す命懸けの難民の脱出を抑制する可能性は低い。ギリシャに流入した難民の数はこの年初からの2カ月間で10万人を超えた。昨年の同じ時期は5000人にすぎなかった。国連は2016年中にさらに100万人が欧州に流入すると予想する。

さらに心配されるのが、オーストリアとバルカン諸国が南の国境を封鎖し、ギリシャで人道上の緊急事態が発生する可能性だ。ギリシャ政府には7万人の難民を受け入れる有事対応策があるが、ギリシャ領内には毎日2000人以上が到着している。ギリシャは6年に及ぶ景気後退の後、昨年、財政支援の条件とされた厳しい緊縮財政にもがいており、苦難はなおさら深刻だ。

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ギリシャ側からマケドニア側へ渡るのを待つ難民たち。この日、待っている約5000人のうち、許可されたのは300人程度だった(2月27日、ギリシャ北部の国境付近で)=AP

ギリシャがずっと大変だ、ということが分かっているのに、

自国の利益のために、難民に背を向け始めたEU諸国。

しかし、自国の利益のためと言っても、

これが長い目で見ればEUの協調を崩壊へ向かわせるのなら、

結局は利益になるのかどうか。

しかし、そんな長期的視点に立つ余裕もなく、

日々増え続ける難民に対処ができなくなっている、というのが実情でしょうか。

ギリシャには今年になってからすでに10万人!!が流入。

まだまだ難民の流入は増え続けているのに、

このまま国境を閉ざされたままだと、ギリシャが崩壊してしまう・・・

国境で小競り合い

足止めされている難民たちも、たまったものではありません。

閉鎖されたマケドニア国境付近では、騒ぎも起きているようです。

越境阻まれた難民ら国境の柵壊す ギリシャとマケドニア

ギリシャとマケドニアの国境付近で29日、越境を阻まれた難民ら数百人が抗議し、両国間に設置されたフェンスを壊して警官隊に投石した。マケドニア警察は催涙弾で応酬した。欧州メディアが伝えた。

国際移住機関(IOM)によると、シリアなどからトルコ経由でギリシャに到着した難民・移民は今年すでに11万人を超えた。オーストリアなどは難民らの受け入れを制限し始め、マケドニアも国境での規制を強化。ギリシャ側で6500人以上が立ち往生する事態になっている。アテネやフェリーが到着する街にも、越境を拒否されるなどした難民らがとどまっている。

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マケドニアは今後、

ギリシャ側で増え続ける難民を見ながら、

一体どうするつもりでしょう?

事態がここまで至って、ギリシャも怒っています。

海を越えて渡ってくる難民たちを救助してきたギリシャは、今や、EUで避難の的に!

そんなの、おかしいですよね・・・

ギリシャ、中東欧各国と対立深まる

ドイツなどを目指す難民や移民への対応をめぐり、ギリシャと中東欧各国との対立が深まっている。欧州連合(EU)が有効な解決策を打ち出せない中、ギリシャとドイツの間の国々が通過させる人数を制限。行く手を阻まれた人々が滞留してしまうギリシャは反発している。

引き金となったのは、オーストリアやバルカン半島の国々が24日にウィーンで開いた閣僚会議。域内を通る難民らの人数を制限する方針で一致したが、ギリシャは「北へ向かう人々の流れを減らすことに関心を払っていない」(オーストリアのクルツ外相)との理由で招かれなかった。

怒ったギリシャは、駐オーストリア大使を本国に召還。事態打開を模索したオーストリアのミクルライトナー内相のギリシャ訪問も拒絶した。

難民の流れを減らせ、って言ったって、

シリア・イラクであれだけ大規模な戦乱が起きているんだから、

ギリシャ1国でどう減らせって言うの?

勝手に、「もう難民は受け入れません」と言われたら、

ギリシャはパンクして崩壊ですよ・・・

EU諸国のエゴがむき出しで、全く解決の糸口が見えない・・・

協調して解決を!

とにかく、EU諸国は今ギリシャだけを避難している場合ではないから、

全体的にどう対処するか、早急にその方策を練るべきですよね。

何よりも、シリア・イラク地域の安定が必要ですが、

そのためにどれくらい努力してるかな?

この問題がクローズアップされ始めて、もうすでに長い時間が経ってますが、

未だに何も有効策がなくて右往左往している状況を見ると、

今が本当に21世紀の世の中かね?と絶望的になりますよ。

仲間割れするのではなく、一緒にこれからどうしていくべきか、

よくよく考えていってほしいと思います。

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