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[ギリシャ難民問題]サッカー選手が抗議の座り込み

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止まる気配のないギリシャへの難民流入。

冬には荒れるエーゲ海にゴムボートで乗り出して、

遭難して亡くなる難民が後を絶ちません。

この状況にほぼ無策のEU諸国とトルコ側・・・

ギリシャのサッカー選手たちがついに業を煮やして、怒りの座り込みを行ったそうです。

ギリシャ2部の選手がピッチで座り込み、相次ぐ移民船の事故受け

【1月31日 AFP】海路で欧州に向かう途中、命を落とす移民・難民の数が増加していることを受け、サッカーギリシャ2部リーグの選手たちが29日、試合開始前にピッチで座り込みを行った。

ライバルチームであるAELラリッサ(AEL FC)とアハルナイコス(Acharnaikos)の選手たちは、ギリシャ中部ラリッサ(Larissa)で同日行われた試合のキックオフを前に、座り込んだまま2分間の黙とうをささげた。

AELラリッサは声明を出し、「エーゲ海(Aegean Sea)で起きていることから非情にも目をそらす欧州連合(EU)とトルコ当局のせいで日々失われていく多くの子どもたちを追悼するため」座り込みによる抗議活動を行ったと述べている。

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この問題、いつもEU諸国は

「ギリシャの難民受け入れ体制が悪い

と避難する論調で、これは責任のすげ替えだと感じていましたが・・・

次々とやってくる難民を海から助けてきたギリシャにとっても、

もはや我慢の限界に達してきているという印象を受けます。

無数にあるエーゲ海の島の海岸に、命からがら流れ着く難民たちに、一体どうしろと?

しかも、多くの子供達が犠牲になっています。

難民船が転覆、子ども10人含む24人死亡 ギリシャ

(CNN) トルコとギリシャを隔てる地中海で難民を乗せた船が転覆し、子ども10人を含む少なくとも24人が死亡した。ギリシャ沿岸警備隊が明らかにした。
船は27日夕刻に転覆し、乗っていた45人のうち10人が28日までに救助されたが、11人が行方不明になっている。
同船から脱出したという男性1人がギリシャのサモス島に泳いでたどり着いたことから、ギリシャ沿岸警備隊と欧州対外国境管理協力機関が現場に急行、ギリシャ空軍も出動した。
死亡したのは子ども10人と男性11人、女性1人だった。

こんな状況を抜本的に解決するためには、

まず、無謀にもゴムボートで荒れるエーゲ海に乗り出させてはいけません。

トルコ側から渡ってくるわけですから、トルコ側も、そういう難民がたくさん海外に押し寄せているのを知っていながら、

ボートでの無謀な航海を黙認しているわけですよね。

これは見殺しにしているのも同じ状況なんじゃないでしょうか?

EU諸国も、ギリシャの国境警備が悪いなんて、文句を言うくらいなら、

まずはトルコ側と交渉して、無理にエーゲ海に漕ぎ出さなくとも難民として保護します、

と確約するなり、積極的に動き出さないことには、まずお話になりません。

ギリシャでは、こんなにどんどん流れ着くゴムボートに対処するだけで精一杯です。

小さなゴムボートに、難民が満載で、見るからに危険です。

その中には、小さな子供達がたくさん!!

まさに命がけの逃避行です・・・

レポートによると、このボートが朝から5隻目だと・・・

本当に絶望的な状況です。

インタビューでも難民たちが語っているように、彼らの最終目的地はドイツ。

しかし、ドイツもすでに100万人以上受け入れて、今後は制限していく構えです。

まだまだやってくる難民の大移動に、一体どうするつもりなのか?

さしあたっての最善の策は、ドイツとトルコの積極的な協議でしょう。

エーゲ海を無理に渡らなくても、ドイツやEU諸国で受け入れる、と約束する以外、難民の無謀な航海を止める手立てはありません。

今回のギリシャのサッカー選手たちの抗議がどこまで届くかわかりませんが、

これまで無策と傍観を続けてきたEU諸国とトルコ側が、協力して事態にあたってくれることを期待したいと思います。

もうこれ以上、エーゲ海で犠牲が増えませんように・・・

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