
みなさん、「スポンジ」って言葉、ご存知ですか?
キッチンの洗い物からお風呂で体を洗う時まで、
今や日本人の生活にすっかり定着した言葉ですが、
この「スポンジ」という言葉も、もともとはギリシャ語
って、ご存知でしたか?
本日は、この言葉がギリシャ語起源だった、というお話をご紹介しますよ!
「スポンジ」の語源は「スポンゴス」!

というわけで、本日は
「スポンジ」
です!
今や、キッチンのお皿洗いからお風呂場で体を洗う時、
果ては、美味しいケーキの土台にまで
「スポンジ」
を使う、というように、今やこの言葉は日本人の生活に深く結びついています!
この言葉
「スポンジ」
というのは、やはり
英語の 「スポンジ」(sponge)
が日本に輸入されて使われるようになったのですが、
この英語の sponge の語源は、実は
ギリシャ語の「スポンゴス」(σπόγγος)
という言葉から来ています。
この
ギリシャ語の「スポンゴス」(σπόγγος)
というのは、何を指していたのかというと、
エーゲ海にたくさん生息していた
海綿動物
のこと。
日本ではあまりおなじみではないですが、こんなやつです。海におります。

これを、ギリシャの人たちは古代から、海から取ってきては体を洗ったり、色々な用途に便利に使っていました。
ですので、ギリシャの人たちにとっては日常的に使われていたものだったのですね。
この言葉
ギリシャ語の「スポンゴス」(σπόγγος)
が、英語に受け継がれて、
「スポンジ」(sponge)
となり、
その後私たちの日本まではるばるやってきました!
今やすっかり定着して、この言葉無しには暮らす事は難しいですね!
だって、スポンジケーキ無しのケーキなんて、なんて言って表現したらいいの?
それくらい、私たちの生活にはなくてはならないものになっています!
今でも「スポンジ」はギリシャの名産品!
というわけで、
私たちにおなじみになった言葉
「スポンジ」(sponge)
これは、もともとはギリシャ語の
「スポンゴス」(σπόγγος)
だった、というわけなんですけども、
今でもエーゲ海では、海で取れる天然ものの
「天然海綿」(sponge)
が名産で、お土産としてもたくさん売られているんですよ!
日本でもネット通販で購入することができます!
天然ものだから、形もいびつだし、一つ一つ大きさも色も違います。
日本で一般に流通してる、いわゆる「スポンジ」は、こういう天然海綿を人工的に真似して作っているわけですね。
そういう人口の「スポンジ」は、要するにプラスチック製品ですから、
大量生産でお値段もすご〜くお安く作ることができるのです。
ま、そんなわけで、
天然海綿が取れない日本では、この本物の
「天然海綿」(sponge)
を見たことがある人の方が少ないわけで、
「えっ、スポンジって、天然ものがあるの?」
って驚かれたりもするわけです。
もったいないな〜、天然ものの海綿って、とっても柔らかくて、お肌にも優しいから、一度日本の人たちにもぜひ使って欲しいのに・・・
ギリシャに旅行に行ったら、ぜひお土産に一つ、買って帰ってみてくださいね!
*ギリシャの天然海綿について詳しくは、こちらの記事も合わせてどうぞ!
身近な「スポンジ」でギリシャ語の語源も思い出してね!

というわけで、本日は、私たちが日常的に使っている言葉
「スポンジ」
というのは、実は
ギリシャ語の「スポンゴス」(σπόγγος)
という言葉から来ていますよ!
というお話でした!
毎日のように私たちが使っている言葉なのに、もともとギリシャ語だったって知ってる人が少なくて、ちょっと残念!!
というわけで、次からお皿を洗ったり、お風呂で体を洗ったりするときに、
いつも使っているスポンジを見たら、
「スポンジ」という言葉が何に由来して、どこからやってきたか
ちょっと思いを馳せてもらえたら嬉しいです!
身近なスポンジがちょっとありがたく思えてくるかもしれませんよ?!
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