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イレーネのオススメ映画

映画『ラ・ラ・ランド』見てきたよ!すごい映画!劇場で見てね!

公開前から楽しみにしていた映画

『ラ・ラ・ランド』

ついに映画館で見てきました!

こ、これは・・・

予想のはるか上を行くすごい出来ばえの映画!

もう、冒頭からアゼン、ボーゼン!!

感激で涙ものの、映画でした!

そんな映画のすごいところをまとめてレビューしていきます!

映画『ラ・ラ・ランド』予想のはるか上を行かれた!

ついに見てきましたよ!

今話題の映画、

『ラ・ラ・ランド』!!

天才デイミアン・チャゼル監督の最新作ということで、

映画館に行く前からものすご〜〜〜く、期待してた!!

なぜそんなに期待値が振り切っていたって?!

だって、デイミアン・チャゼル監督の

「セッション」を見て、本当に吹っ飛びそうになったんですから!

ナニコレ?! 超おもしろいい!! って!

それくらい、圧倒された映画だったんですよね!

しかも、これを作った時にデイミアン・チャゼル監督は28歳だった!!と聞いて、

またひっくり返りそうになった!!

どれだけ天才なんだよ・・・

って、そんな才能の作る最新作ときたら、期待するしかないですよね。

しかも、

「ミュージカル」!

今、映画で「ミュージカル」撮るのは難しいよね・・・

天才チャゼル監督は、一体どうやって「ミュージカル」を料理するんだろう?

ハリウッド黄金期のミュージカルへのオマージュ、って、

下手したら、現代で再現したってつまらないものになっちゃわないかな?

って思ったりもしたし・・・

って、いろんなことを考えながら、映画館へ向かったら、

もうううう〜〜〜

全部、予想の斜め上を行かれたよ!

いや、はるか上を行かれたよ!

まだ見たことがない方達!

この映画は、あなたが思っているよりも、一枚も二枚も上手ですよ!

そのつもりで見に行ってくださいね!

はっきり言って、予告編で想像できるものよりも、ず〜っと面白い!

イマドキ、「予告編が一番面白かった」パターンの映画も横行する中で、

この映画は「予告編じゃ全然伝えきれてないよ!」って言いたくなる映画です!

『ラ・ラ・ランド』本予告
 映画『ラ・ラ・ランド』予告編

映画『ラ・ラ・ランド』オープニングから感涙モノ!!

この映画

『ラ・ラ・ランド』

一体どこがそんなにすごいのよ?

と聞かれたら、

「最初からすごいよ!」

と答えます。

ま、以下はちょっとネタバレ含むから、まだ見ていない方たちには飛ばして読んでいただきたいんですけど・・・

・・・

映画の最初のオープニングからやられた!!

だいたい映画のオープニングって、遠景のショットが続いたりとか、

街の風景をず〜っと写しながらとか、ゆるやかに始まるのが多いから、

まだポップコーンをポリポリ食べながら

「いよいよ始まるな」

って態勢なんですけど、通常は。

し、しかし、

この映画では、『ラ・ラ・ランド』では、もういきなり目を疑うような映像がじゃんじゃん展開しちゃって・・・

最初は、「あ、これテーマソングね」「このシーンがオープニングだったんだ」って見はじめたら、

「えっ、おい、カメラ止まらない!」

「うわっ、ミュージカルの舞台の上にカメラが入り込んじゃってるみたいな・・・」

「うわ〜! これで止まらずにどこまで行くの?!」

って、わ〜〜っ、わ〜〜っ、わ〜〜っ、の連続で、

思わず口が開いちゃって、完全に持ってかれて・・・

うわ〜〜っと圧倒されてるうちに、ジャン!!っと

『La La Land』

ってタイトルが出た時には、

もう、感激して泣きそうでしたよ!

というか、もう目に涙いっぱいだったので、

ああそうさ!

オープニングから泣かされたさ!! (意味不明の逆ギレ)

やってくれたな、ちくしょうめ!

もう、どうしてくれるのよ?

よくぞ、あれだけの群舞シーンを、

一糸乱れず音楽とシンクロさせてながらカメラをず〜っと回して撮り切った!!

ぎゃ〜! なんなの、コレ?!

いや、これはきっと、CGに違いない!!

VFX 最新技術でしょ?!

・・・と思ってたら、

なんとなんと、ほんとにワンカットだったと教えてもらって、

またまたやられた! もう椅子から転げ落ちるどころか、

東京タワーから転がり落ちるくらいの衝撃!

だって、あれだけのダンスシーンを、ノーミスで全員がシンクロさせて成立させるには、

相当念入りな振り付けとリハーサルの繰り返しがないと絶対できないはず!

でもこのインタビューによると、それをやったんですね!

デイミアン・チャゼル監督は・・・

あんた、どうかしてるよ! (=すごいと云う意味)

インタビューの中で、監督は編集なしでオープニングを撮りたかった、と。

だから「バードマン」が「雨にうたえば」に出会った状態、と言っていて、なるほど!うまい!

実際は高速道路で撮影されたけど、

リハーサルは駐車場で車を止めて行っていたんですね。

監督が iPhone でカメラの動きを再現しながら練習、って iPhone そんな使い方もできるのか?

カメラがぐんぐん動く躍動感が音楽と合ってて、すごい盛り上がりだったけど、

実際はこれだけのでっかいクレーンを使って撮ってたんだ!

それでも、あのダンサーたち全員が、音楽と、カメラに合わせて、

振り付けも完璧であの長回しを撮り切ったって、これはもう奇跡に近いんじゃないの?!

だって、誰か一人でも間違えたら、撮り直し・・・

でも全員がビタッと一発で決められるとは思えないから、

何回かは撮り直したのかな?

それでも、夏の暑い時期の撮影だったみたいだから、

屋外の撮影はそう悠長にやってられるわけもないし、日が傾いちゃったら撮れないし・・・

そんなリスクいっぱいのシーンでも、これを撮り切った、ってやっぱり奇跡だ!

私は奇跡を目撃した〜! なんつって。

*こちらの動画で監督のコメント聞けます。

無事にシーンを撮り終えた後のみんなの喜びようが、全てを物語るなあ。

いや〜、今見ても、もう一度映画館でも見たくなっちゃう!

La La Land - "The Look" Featurette - In Theatres Now

(*追記:この後監督のインタビューをみたら、実際には、3カットくらいを観客に分からないように繋げてあるんだそうです。そりゃそうか! それでも、3カットくらいだったら、ほとんど中断無しなので、やっぱり撮るのは大変だっただろうな!)

ず〜っと持ってかれっぱなし!

しかも、しかもですよ!

この映画

『ラ・ラ・ランド』

のすごいとこは、オープニングでそれだけブチ上げちゃったら、

あとは尻すぼみ、ってもんじゃなくて、

あともず〜〜〜っと仕掛けがあります!

ストーリーの先読みもできないし、

映像も、「今どう撮ったの?!」 が続々と出てくるんですよ・・・

パーティーのシーンも、予告でちょっとは見てたけど、

通して見ると、「は〜〜〜っ(驚)」でした。

メイキング動画を見ると、このシーンも、CG無しか・・・

あんた、どうかしてるよ! (二回目笑)

カメラが、水の中にどっぷ〜〜〜ん!!って潜るのもアリなんだ・・・ (驚愕)

しかも、水の中でほんとにあんなに高速で回ってたのね・・・

最後の花火は合成なのかな?

まあでも、そんなことも関係ないくらい、

プールのまわりのダンスシーンはすごい迫力!

よくあのアングルで撮ろうと思ったよね・・・

それだけでも、私の想像力をはるか超えてましたよ! すごいよ!

俳優さんたちもすごかった!

そして、チャゼル監督のこだわりは、

俳優さんたちにも高い要求となっていたんですね。

主演のエマ・ストーン

も、そして

ライアン・ゴズリング

も、

歌もダンスも演奏も、吹き替えなしで全部やったらしいです!

やっぱりね!

映画見てても、手元だけ切って差し替えてるようには見えなかったから、本当にやってたんだ!

このために、二人とも3ヶ月もかけて特訓して臨んだらしいですよ!

でも、二人ともすごい売れっ子俳優同士、よくぞこれだけ時間をかけて練習してくれましたよね!

そこまでやって、やっとあのレベルの歌とダンスが披露できたのですね!

二人ともすごい!!!

しかも、全編で監督は「ワンショット撮影」を多用してたらしく、

二人が登場するジャズクラブのシーンもワンショットとは思わなかった!

カメラを振ってる映像のところで繋いでるのかと。

でも、メイキングを見ると、確かにず〜っと回し続けてる!

というか、カメラマンさんの背筋力のおかげで撮れたシーンですね!

ここも、ダンスも演奏も、どっちか間違えたら全部台無しだから、

撮影時は緊張感があっただろうな!

ライアン・ゴズリングの弾くピアノのテーマ曲も、ワンショット!

これ、全部ちゃんと弾いてたんですね・・・

それ以外の音楽も、スタジオにオーケストラとコーラスも入れて撮って・・・

すごいこだわり!!

隅から隅まで、手の込んでいる、作り手が手を抜いてない、映画なんですね!

衣装もやっぱり凄かった!

そして、

ギリシャ系コスチューム・デザイナーの

メアリー・ゾフレスさんのデザインした衣装

これも、

映画の画面でものすごく重要な役割を果たしてましたよ!

あの色とりどりの衣装がなかったら、全く違う画面になっていただろうな・・・

監督の思い描く絵を提供するために、何度も話し合って、

ものすごい数の衣装を用意して、

あれだけのカラフルな画面を実現したんですから、

メアリー・ゾフレスさんの映画への貢献度はものすごい高いと思います!

女の子たちの群舞シーンも、衣装の色の共演がなかったら、つまらないシーンになってただろうな。

そしてこの群舞シーンも、なかなか長〜く回しています。

もし自分がエマ・ストーンだったら・・・

失敗できないショットの連続で、ストレスで胃腸炎になっていたことでしょう・・・

それを全てこなすんだから、やっぱりプロの俳優さんたちはすごい!

話を衣装に戻すと、

こんなふうに全てのシーンで、俳優さん同士の衣装のカラーコーディネートが徹底されていて、

登場するのが一人や二人ならいいけど、大人数になってもそれを徹底させるって、

本当〜〜〜に大変な仕事だったと思いますが、

結果的に、見事に美しい画面を作り上げていますよ!

個人的には、女性ダンサーさんたちのミニスカートからチラ見する下着まで、

ちゃんとカラーコーディネートされていたのは笑いました!

ということは、衣装のゾフレスさんは、全員分、いやおそらく女性だけだろうけど、

下着まで色を揃えて用意していたってことですよね!

もう、本当にこりゃ、大変だ!

アカデミー賞、なんでゾフレスさんにオスカー渡さなかったの?

まあ、それで言うなら、チャゼル監督だって、ぬか喜びさせられた作品賞くれよ!

って話ですけどね!

そして最後まで、ひたすらすごい

そして、この映画

『ラ・ラ・ランド』

が見終わってやっぱりすごかった!と思うのは、

最後までその勢いが落ちずに、ぐいぐい疾走し続けるところ!

もうね、クライマックスも良かった!

いや、あれ、エンディングか?

というか、どっちか迷うくらい、映画が「もう終わりなの?」ってくらいに早く終わっちゃって。

あ、いえ、二時間はやってたんですけど、見てる方としては、本当に、

「もう終わりなの?」

の一言です。

だから最後の方のダンスシーンでは、まだまだこれからもう一どんでん返しくるの?

って思っちゃった。

それにしても、それはそれは、美しいシーンを最後まで用意していました・・・

それももちろん長回しで・・・

セットも可愛らしくて良かったです。

まさにハリウッド黄金期の、大掛かりなセット組んだスタジオの雰囲気で、

こういうの、チャゼル監督はやりたかったんだろうなあ。

ちょっと「雨に唄えば」の有名な一場面も思い出しましたよ!

『ラ・ラ・ランド』ぜひ劇場で見てね!

というわけで、

天才デイミアン・チャゼル監督の最新作

『ラ・ラ・ランド』

は、予想をはるかに超えた、すごい映画でした!

最初から最後まで、疾走した! って感じ。

こんな映画館で興奮したの(あ、変な意味じゃないよ!)

本当に久しぶりかも!

やっぱりすごいな、

デイミアン・チャゼル監督!

今回、アカデミー賞で作品賞取れなかったのは残念だけど、

何も気にするでない!

まだ、32歳ですよ?!

これから生涯、何本映画撮ります?

もう、何なら作品賞、ナンボでも取れますよ!

まあ早熟の天才の課題としては、一生の間クオリティを上げ続けて創作を続けられるのか?

ってところでしょうけど、この監督ならやってくれる気がする!

ってわけで、監督のこれからも楽しみですね!

あ〜、もう一度、この映画見直したい!

映画館で見て思ったのは、ミュージカルだし、映像も凝りに凝っているので、

やっぱり映画館で見ることをおすすめしたい!

まだ見ていない方、ぜひ劇場に足を運んで『ラ・ラ・ランド』見てくださいね!

絶対、損はさせませんよ!

この記事は2017年時点のものです。この映画の公開は現在終了しています。

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