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古代のオリンピック

古代オリンピックは男だらけのスポーツ大会だった?

現代のオリンピックでは、女子選手の活躍は欠かせないものですよね!

人気女性アスリートの戦いぶりに胸を熱くした思い出がある方も多いのでは?

しかし!

古代のオリンピックに参加できたのは男性オンリー!

つまり・・・

古代オリンピックは男だらけのスポーツ大会

だったらしいですよ!

というお話をご紹介したいと思います!

ちょっとむさ苦しいな〜と思う方もガマンしておつきあいください!

古代オリンピックでは、女性は競技に参加不可

ということで、オリンピックの女性の参加についてなのですが、

現代のオリンピックでは、女子選手たちもいつも注目を浴びていて、

オリンピックには不可欠な存在ですよね。

オリンピックで活躍した女性アスリートと言っても、何人ものスター選手がすぐに思い浮かびます。

ところが・・・

古代のオリンピックでは、女性の競技参加は認められていなかった!

という衝撃の事実。

競技に参加できるのは、

ギリシャ語を話せる男性のみ!!

とルールで決められていたのです。

そう、古代のオリンピックは基本的には、

男性のためのスポーツ大会!

だったんです。

なんか・・・むさ苦しい??

現代のオリンピックを男性限定にしたら、女性団体がうるさいばかりでなく、

女子のスター選手目当ての観客の動員数も減りそうだから、きっとできないだろうな・・・

戦う美しい女性アスリートの勇姿がないオリンピックなんて、なんだか寂しいですよね!!

女性は観戦もダメ

そういうわけで古代オリンピックでは、男性だけが参加することができて、

女性は参加することができなかったんですよね。

しかも、女性たちは競技に参加できないだけじゃなく

既婚女性は観戦もダメ

という厳しいルールでした。

唯一観戦が許されていた女性というのは、

デメテル・カミュネ女神に仕える女神官だけだったそうです。

未婚の女性は観戦してもいい

というルールだったという説もありますが、

男たちが裸でスポーツしている会場に、あえて出かけて行ったというのも信じ難いので、

実際には会場は男ばかりだったんじゃないでしょうか?

ああ、むさ苦しい・・・

なんでそんなに男だらけに?

と誰でも疑問に思うところではありますが、

はっきりとした理由はわかっていません。

おそらく、宗教上の理由があったのでは? と推測されています。

古代のオリンピックは、基本的にはゼウスに捧げる宗教行事なので、

いろいろとその辺で制約があったのかもしれませんね

違反者には恐ろしい罰則

そんなふうに、古代では女性が事実上、オリンピックから締め出されていたわけですが、

あえてその禁制をやぶって、見物に行くとどうなるのか?

実は、そういう女性を見つけた場合、なんと

崖から突き落とす

という恐ろしい罰則が定められていたのです。

ひえ〜 残酷!

と引いてしまう話ですが、実際にこのルールが適用されたことはなかったようですよ。

実は、オリンピック会場に、こっそり入り込んで見つかった女性の話が伝わっているんです。

女性の名前は

カリパティラ

といって、夫が早く亡くなったので、息子のコーチとなって、オリンピック会場にも入り込んでいました。

しかし、息子の勝利に興奮して飛び出してしまったので、

女性ということがバレてしまったそうです。

でも、当時の有名なスポーツ一家の出身だったカリパティラのことを、

処罰することはなかったのだそうですよ!

崖から突き落とされなくて、本当に良かったですねえ・・・

まあでも、それくらい、女性の参加には厳しかった、ということなんです。

現代の女子スポーツ選手、がんばれ!

というわけで、

古代オリンピックでは、女性は参加できなかった

というお話をご紹介しました。

古代オリンピックの長い伝統を引き継いで、近代に復活したオリンピックですが、

このルールはそのまま伝統を引き継がなくて良かったなあ、

と思うところですね。

だって、女子選手のいないオリンピックなんて、とっても味気ないじゃないですか!

性別にかかわらず、鍛え抜かれた驚異の肉体と、その運動能力を見るのはオリンピックの醍醐味の一つです。

大人気の女性アスリートが見たくてオリンピックを見る人も多いんですから!

これからも、この点だけは、古代の伝統を引き継がずに、続けていって欲しいですね!

女性アスリートに栄光あれ!!

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